買い先行、NYダウ反発でセンチメント改善
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【市況】東京株式(寄り付き)=買い先行、NYダウ反発でセンチメント改善
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1日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比343円63銭高の3万5961円19銭。
前日の欧州株市場は独DAXや仏CAC40などをはじめ全面安商状となったが、米国株市場では朝方に大きく売り優勢で始まったものの、その後は大型主力株に買い戻しが顕著となり、NYダウは4日ぶりに400ドルあまりの反発をみせた。世界同時株安の流れがいったん止まったことで、東京市場でも投資家のセンチメントが改善し日経平均は足もと自律反発局面に移行している。ただ、あすにトランプ米政権から詳細が発表される「相互関税」や3日に発動予定の自動車関税などを控えており、買い一巡後は戻り売りで上値が重くなる可能性もあるだろう。
東証株価指数(TOPIX)も反発している。
個別では、コナミGやバンナムHD、ソニーG、任天堂などのゲーム株が軒並み買われている。一方、TDKや京セラなどの電子部品株が売られ、フジクラや住友電などの電線株も安い。