値下がり優勢、主力銘柄に買い
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、主力銘柄に買い
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東証グロース市場は日経平均株価が連日で上昇している流れを引き継いで新興市場でも主力銘柄に買いが入った一方、前日に自民党の高市早苗新総裁の関連銘柄として買われた宇宙開発やサイバーセキュリティー関連の銘柄の一角が利益確定売りに押され、指数は小幅な上昇にとどまった。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比0.71ポイント(0.09%)高の752.51だった。グロース250、グロースCoreはともに続伸。
グロース市場ではタイミーやFFRI、ACSLが上昇した。一方、ハートシードやQPS研究所、アクセルHDは下落した。
値上がり銘柄数239、値下がり銘柄数315と、値下がりが優勢だった。
7日に名証ネクスト市場に新規上場したウリドキは9時10分に公開価格1200円を上回る1290円で初値を付けた。前引けは1367円だった。
個別では、ブロードエンタープライズ、デリバリーコンサルティングが一時ストップ高と値を飛ばした。D&Mカンパニー、FFRIセキュリティ、エクサウィザーズ、リックソフト、アルーなど11銘柄は年初来高値を更新。ACSL、ステラファーマ、Terra Drone、GMO TECHホールディングス、マイクロ波化学が買われた。
一方、Chordia Therapeutics、ROXX、ユナイテッド、GMOコマース、ムービン・ストラテジック・キャリアなど6銘柄が年初来安値を更新。ビーマップ、フーバーブレイン、ニューラルグループ、WOLVES HAND、アクセルスペースホールディングスが売られた。