値下がり優勢、上値の重い展開
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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、上値の重い展開
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東証グロース市場は利益確定売りが優勢で、上値の重い展開となった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに小反落。「時価総額の大きい大型株と比べて動きが鈍い」と指摘されていた。
東証マザーズ指数の終値は前日比0.58ポイント(0.08%)安い747.48だった。前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が下げたことが重荷となった。日経平均株価の上昇が個人投資家の心理を支えた面もあったが、市場では「半導体関連などの大型株に注目が集まりやすく、中小型株を買う動きは限定的」の見方があった。
東証グロース市場では、EDPやエレメンツが下落した。Arentやメディアシークが上昇した。値上がり銘柄数214、値下がり銘柄数283と、値下がりが優勢だった。
個別ではアマナ、はてな、ジィ・シィ企画、ALiNKインターネット、CS−Cがストップ高。メディアシークは一時ストップ高と値を飛ばした。ランディックス、クリアル、バルニバービ、LeTech、シェアリングテクノロジーなど17銘柄は年初来高値を更新。Finatextホールディングス、Arent、アララ、ライフネット生命保険、バルテスが買われた。
一方、イーディーピーがストップ安。ELEMENTSは一時ストップ安と急落した。ケアネット、富士山マガジンサービス、グランディーズ、ソフトマックス、イメージ情報開発など27銘柄は年初来安値を更新。ファンデリー、かっこ、Birdman、ラストワンマイル、海帆が売られた。