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値上がり優勢、相対的な割高感が重荷
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、相対的な割高感が重荷

 
東証グロース市場は、朝方は高く始まったものの、ほどなくして下落に転じた。3月の全国企業短期経済観測調査(短観)を手掛かりに日銀の利上げ観測が高まるなか、国内の長期金利が上昇し、高PER(株価収益率)銘柄が多い新興株市場では相対的な割高感が重荷となった。トランプ米政権の関税政策への警戒感も根強かった。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比3.67ポイント(0.56%)安の647.74だった。グロースCoreも続落。
グロース市場ではカバーやトライアル、ジーエヌアイが下落した。一方、タイミーやサンバイオ、テラドローンは上昇した。
値上がり銘柄数303、値下がり銘柄数243と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではキッズウェル・バイオがストップ高。グランディーズ、トラストホールディングス、ZenmuTech、クリーマ、インターファクトリーなど9銘柄は年初来高値を更新。サンバイオ、VRAIN Solution、アズーム、インターネットインフィニティー、noteが買われた。
 
 一方、インテグループが一時ストップ安と急落した。FRONTEO、ジーエヌアイグループ、ROXX、ユナイテッド、オルツなど39銘柄は年初来安値を更新。ダイナミックマッププラットフォーム、クオリプス、ミライロ、タメニー、セルシードが売られた。
 
 
 
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