兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
値下がり優勢、プライム市場の下げに連れ安
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、プライム市場の下げに連れ安

 
東証グロース市場は日経平均株価が大幅に反落し3万3000円を下回るなか、新興銘柄にも売りが及んだ。
この日、新興企業銘柄を売り込む新たな材料は見当たらなかったが、「プライム市場で主力が大きく下げるのに連れ安となって、下げ幅を広げた」とされる。「プライム市場銘柄の大型株を担保にしている人からは、担保不足を警戒した売りも出たのだろう」という。
グロース250は12月5日に75日移動平均線を下回り、この日は25日線も割り込んだ。買いの持ち高は含み損状態が増えていると考えられる。新興企業市場は「需給面から見ても、徐々に苦しくなっている」ようだ。
市場では「グロース250指数がチャート分析上で25日移動平均線(695近辺)を割り込み、新興株の売りに拍車がかかった面もある」との声が聞かれた。
グロースCore、グロース250はともに大幅安。東証グロース市場250指数の終値は前日比16.21ポイント(2.32%)安い682.28だった。
 
東証グロース市場ではジーエヌアイやWASHハウが下落した。一方、QPS研究所やラクオリアが上昇した。
値上がり銘柄数84、値下がり銘柄数442と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではQPS研究所がストップ高。ソレイジア・ファーマ、サイジニア、WASHハウスは年初来高値を更新。ラクオリア創薬、フーディソン、プロディライト、さくらさくプラス、アジャイルメディア・ネットワークが買われた。
 
一方、WASHハウスが一時ストップ安と急落した。ITbookホールディングス、アマガサ、農業総合研究所、メディア工房、カヤックなど50銘柄は年初来安値を更新。グローバルウェイ、タメニー、オープンワーク、Globee、窪田製薬ホールディングスが売られた。
 
 
a