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値下がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り

東証グロース市場は17日の日経平均株価が下落するなか、新興株市場でも利益確定目的の売りが優勢だった。
グロース市場で時価総額上位のサンバイオの株価が乱高下し、後場に下げ幅を広げたことも重荷だった。16日、脳損傷患者向け再生医療等製品「アクーゴ」について、同日開催の厚生労働省の専門部会が出荷を認めたと発表した。脳分野で国内初の再生医療が実用化するとあって、朝方は将来的な収益拡大期待から買いが集まり、一時は16%強上昇した。その後は利益確定売りが膨らみ、14%近く下落する場面があった。

東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比21.23ポイント(2.91%)安の709.16だった。約5カ月ぶりの安値。グロース250とグロースCoreは大幅安。

グロース市場ではトライアルやフリー、MTGが下落した一方、タイミーやカバー、バイセルが上昇した。
値上がり銘柄数103、値下がり銘柄数480と、値下がりが優勢だった。

17日に東証グロース市場に新規上場したユーソナーは9時29分に公開価格(2000円)を上回る2350円で初値を付けた。終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)となる初値比500円(21.27%)高の2850円だった。

個別ではユーソナーがストップ高。アクリート、リグアは一時ストップ高と値を飛ばした。WOLVES HAND、ジェイドグループ、property technologiesなど4銘柄は年初来高値を更新。ラバブルマーケティンググループ、ムービン・ストラテジック・キャリア、BCC、グローバルセキュリティエキスパート、バリュエンスホールディングスが買われた。

 一方、リップスがストップ安。Chordia Therapeutics、インテグループ、MFS、PostPrime、ROXXなど20銘柄は年初来安値を更新。TENTIAL、ベイシス、NANO MRNA、レナサイエンス、リンカーズが売られた。

 
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