3日続伸 608円高、5万円台回復 ハイテク高い
東京株式(大引け)=3日続伸 608円高、5万円台回復 ハイテク高い

【大引け概況】
27日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比608円03銭高の5万0167円10銭だった。上げ幅は一時700円を上回った。終値ベースで5万円台に乗せるのは17日以来。
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前日のニューヨーク市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が継続するなかで主要株価3指数は揃って上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%超高となった。東京株式市場においては先物買いを誘う要因となり、半導体関連株への買い戻しも相まって日経平均を押し上げた。東証株価指数(TOPIX)は11月13日につけた終値の最高値をザラ場で上回る場面があった。日本株の値動きの良さに着目した海外短期筋が、日経平均先物に断続的な買いを入れたことが日経平均を押し上げた面も大きい。
不動産や建設など内需関連株の一角には、出遅れを意識した物色が続いた。
27日は日銀の野口旭審議委員の発言機会があったが、市場の見立てと比べてタカ派的な内容ではなかったとの受け止めが広がった。
ただ、ドル円は持ち高調整の動きが手伝って午後に一時1ドル=155円台後半までドル安・円高方向に振れ、全体相場を圧迫する要因となった。
5万円の大台を上回った水準では個人投資家などによる達成感を意識した利益確定や戻り待ちの売りが出やすかった。
今晩の米株式市場は感謝祭の祝日のため休場となり、祝日明けの28日は短縮取引となる。このため後場は積極的な売買は手控えられ、様子見ムードが強まった。
さて、東京株式市場は米株高にけん引される格好で3連騰を達成。トピックスは最高値をいつ更新してもおかしくない状況だ。やや出遅れ気味の日経平均だが、本日は上値25日移動平均線(5万190円)辺りで上げ止まってしまった。日本では米国ほどハイテク株の戻りは強くはなっていない様子。本日から実質12月相場入りとなったが年末高の流れは続きそうな雰囲気にある。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は13.07ポイント(0.39%)高の3368.57だった。一時は13日の最高値(3381.72)を上回った。JPXプライム150指数は続伸し、4.57ポイント(0.32%)高の1454.60で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9659億円と9月18日以来約2カ月ぶりの低水準だった。27日は感謝祭の祝日で米国のすべての市場が休場となるため、午後に入ってからは積極的な売買を手控える動きが広がった。売買高は19億186万株。東証プライムの値上がり銘柄数は969と全体の6割を占めた。値下がりは566、横ばいは68だった。
業種別株価指数(33業種)は電気機器、非鉄金属、鉱業などが上昇。下落は医薬品、精密機器、石油・石炭製品など。
個別では、キオクシアホールディングスが売買代金トップで急騰。アドバンテストやレーザーテック、東京エレクトロンが株価水準を切り上げ、JX金属やレゾナック・ホールディングスが大幅高。サンリオ、TDK、イビデンが買われた。パナソニック ホールディングスや古河電気工業、ソフトバンクグループ(SBG)が堅調に推移したほか、住友金属鉱山や古野電気が高く、TOPPANホールディングスや山口フィナンシャルグループ、スカパーJSATホールディングスが値を飛ばした。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループや東京電力ホールディングス、エーザイ、中外製薬、第一三共など医薬品株が売られた。大成建設や三菱重工業が軟調推移。トヨタ自動車やホンダが小安く、三菱マテリアルやSMCが冴えない展開。ネクセラファーマが下値を探った。

27日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比608円03銭高の5万0167円10銭だった。上げ幅は一時700円を上回った。終値ベースで5万円台に乗せるのは17日以来。
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時間:00:01:28 容量:17.40M ▼音声 VOICEVOX Nemo
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前日のニューヨーク市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が継続するなかで主要株価3指数は揃って上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%超高となった。東京株式市場においては先物買いを誘う要因となり、半導体関連株への買い戻しも相まって日経平均を押し上げた。東証株価指数(TOPIX)は11月13日につけた終値の最高値をザラ場で上回る場面があった。日本株の値動きの良さに着目した海外短期筋が、日経平均先物に断続的な買いを入れたことが日経平均を押し上げた面も大きい。不動産や建設など内需関連株の一角には、出遅れを意識した物色が続いた。
27日は日銀の野口旭審議委員の発言機会があったが、市場の見立てと比べてタカ派的な内容ではなかったとの受け止めが広がった。
ただ、ドル円は持ち高調整の動きが手伝って午後に一時1ドル=155円台後半までドル安・円高方向に振れ、全体相場を圧迫する要因となった。
5万円の大台を上回った水準では個人投資家などによる達成感を意識した利益確定や戻り待ちの売りが出やすかった。
今晩の米株式市場は感謝祭の祝日のため休場となり、祝日明けの28日は短縮取引となる。このため後場は積極的な売買は手控えられ、様子見ムードが強まった。
さて、東京株式市場は米株高にけん引される格好で3連騰を達成。トピックスは最高値をいつ更新してもおかしくない状況だ。やや出遅れ気味の日経平均だが、本日は上値25日移動平均線(5万190円)辺りで上げ止まってしまった。日本では米国ほどハイテク株の戻りは強くはなっていない様子。本日から実質12月相場入りとなったが年末高の流れは続きそうな雰囲気にある。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は13.07ポイント(0.39%)高の3368.57だった。一時は13日の最高値(3381.72)を上回った。JPXプライム150指数は続伸し、4.57ポイント(0.32%)高の1454.60で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9659億円と9月18日以来約2カ月ぶりの低水準だった。27日は感謝祭の祝日で米国のすべての市場が休場となるため、午後に入ってからは積極的な売買を手控える動きが広がった。売買高は19億186万株。東証プライムの値上がり銘柄数は969と全体の6割を占めた。値下がりは566、横ばいは68だった。
業種別株価指数(33業種)は電気機器、非鉄金属、鉱業などが上昇。下落は医薬品、精密機器、石油・石炭製品など。
個別では、キオクシアホールディングスが売買代金トップで急騰。アドバンテストやレーザーテック、東京エレクトロンが株価水準を切り上げ、JX金属やレゾナック・ホールディングスが大幅高。サンリオ、TDK、イビデンが買われた。パナソニック ホールディングスや古河電気工業、ソフトバンクグループ(SBG)が堅調に推移したほか、住友金属鉱山や古野電気が高く、TOPPANホールディングスや山口フィナンシャルグループ、スカパーJSATホールディングスが値を飛ばした。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループや東京電力ホールディングス、エーザイ、中外製薬、第一三共など医薬品株が売られた。大成建設や三菱重工業が軟調推移。トヨタ自動車やホンダが小安く、三菱マテリアルやSMCが冴えない展開。ネクセラファーマが下値を探った。








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