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続落スタート、一時300円安 米利下げ観測後退が重荷
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、一時300円安 米利下げ観測後退が重荷
【寄り付き概況】
 

17日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前週末比94円14銭安の5万0282円39銭。下げ幅はその後300円を超える場面があった。

 

前週末は日経平均が終値ベースで900円あまりの大幅安となったが、きょうはそのショートカバーが観測される。ただ、足もと上値も重い状況だ。前週末はアジア株市場に続き欧州株市場も全面安商状とリスクオフの流れが強まり、米国株市場も朝方は安く始まったがその後は下げ渋った。ハイテク株が買い戻されナスダック総合株価指数は小幅ながらプラス圏で引けたことで、東京株式市場でも過度な不安心理は後退している。一方、今週は19日に米エヌビディア<NVDA>の決算発表を控えていることもあり、AI・半導体関連株は様子見ムードも漂う。米追加利下げ期待が後退していることで、足もと不安定な外国為替市場の動向にも左右される可能性があるだろう。

 

内閣府が17日発表した2025年7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%減、年率換算で1.8%減だった。6四半期ぶりの減少となった。QUICKがまとめた市場予想は前期比0.6%減、年率換算で2.4%減だった。

 

東証株価指数(TOPIX)は続落している。

 

個別では、良品計画やソニーG、アドテストが下落している。一方、東エレクやイビデン、中外薬が上昇している。

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