米国市場休場
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【市況】米国市場休場 |
米国市場休場
米国が「ジューンティーンス」の祝日のため

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米国が「ジューンティーンス」の祝日のため
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
19日の英FTSE100種総合株価指数は反落し、前日比51.67ポイント(0.58%)安の8791.80で終えた。中東情勢の緊迫を背景に、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。
前日の米連邦準備理事会(FRB)に続き、19日は英イングランド銀行(中央銀行)も政策金利の据え置きを発表した。景気の減速懸念があるにもかかわらず物価には上昇圧力が残り、英金融政策の先行きが予想しづらくなっていることも重荷となった。
英アングロ・アメリカンなど資源に売りが優勢だったほか、住宅建設・不動産投資信託(REIT)が下げた。原油先物相場の上昇を受け、空運が売られた。ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場の期近8月物は一時1バレル79ドル付近と期近物として1月以来、約5カ月ぶりの高値をつけた。原油高を背景に石油大手の英シェルとBPが買われ、指数を下支えした。
FTSEの構成銘柄では、住宅大手パーシモンが3.44%安、鉱業大手アングロ・アメリカンが3.40%安、産銅大手アントファガスタが3.35%安と下げを主導。一方、投資会社メルローズ・インダストリーズは2.69%高、石油大手BPは1.67%高、流通大手バンズルは1.35%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
19日のドイツ株価指数(DAX)は3日続落した。終値は前日比260.43ポイント(1.11%)安の2万3057.38と4月末以来、約1カ月半ぶりの安値となった。イスラエルとイランの軍事衝突により、中東で緊張した状況が続いている。投資家が警戒を強め、手じまい売りが優勢となった。
個別では、通販大手ザランドが4.36%安、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが2.61%安、スポーツ用品大手アディダスが2.10%安と大幅に下落。半面、医療機器のザルトリウスは2.72%高、同業シーメンス・ヘルシニアーズは0.79%高、通信大手ドイツテレコムは0.23%高となった。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は3日続落し、前日比1.34%安の7553.45と4月下旬以来の安値で終えた。