相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=大幅反発、「高市トレード」再開、投資家心理が改善

20日午前の日経平均株価は大幅に反発し、午前終値は前週末比1388円25銭高の4万8970円40銭だった。9日に付けた最高値(4万8580円)を上回って推移した。 自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表が20日午後に会談し、連立政権の合意書に署名すると伝わった。 維新は閣外協力となる見通しだが、高市総裁の首相就任がほぼ確実となったと受け止められ、積極的な財政政策による景気押し上げ効果を巡る思惑が改めて広がった。 前週末の米株式市場において、米地銀の信用リスクを巡る懸念が後退し主要株価3指数がそろって上昇したことや、ドル安・円高の一...
東証スタンダード(前場)
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【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、国内の政局不透明感が後退
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東証スタンダード市場は国内の政局不透明感が後退した上、米国と中国の貿易摩擦や米地銀の信用問題に対する警戒感も和らいで買いが強まった。 スタンダードTOP20は反発。出来高2億6838万株。 値上がり銘柄数1153、値下がり銘柄数237と、値上がりが優勢だった。 個別ではインタートレード、ユニバンス、誠建設工業がストップ高。UNIVA・Oakホールディングス、助川電気工業、アールシーコア、大運は一時ストップ高と値を飛ばした。インターライフホールディングス、錢高組、南海辰村建設、鳥越製粉、ケア21など34銘柄は年初来高値を更新。新都...
東証グロース(前場)
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、国内の政局不透明感が後退
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東証グロース市場は自民党の高市早苗総裁が首相に選出されるとの期待や米地銀の信用リスク不安の後退で、日経平均株価が大幅に上昇した。新興市場でも投資家心理が改善し、買いが優勢となった。 東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前週末比15.43ポイント(2.18%)高の724.59だった。上昇率は一時3%を超えた。 グロース250とグロースCoreは上昇。 高市氏が掲げる政策に関連するとされる銘柄の一角に買いが入った。セキュリティー関連のFFRIやサイバーセキ、宇宙関連のアストロHDが大きく上昇した。一方、サンバイオやタイミーは下落した。 ...
相場概況(寄り付き後)
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米株高や円安で
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【寄り付き概況】 20日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前週末比750円56銭高の4万8332円71銭。上げ幅はその後、800円を超える場面があった。 前週末の米株式市場では、主要株価3指数はそろって反発。NYダウは238ドル高となり、4万6000ドル台を回復した。フィフス・サード・バンコープ<FITB>などの地銀の決算発表を受けて、信用リスクを巡る過度な懸念が後退するなか、トランプ米大統領が対中追加関税に関して持続可能ではないとの見方を示し、投資家のリスク許容度が上向いた。米国株高と...
相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】 堅調展開か |
20日の東京株式市場は反発後、堅調な展開か。 日経平均株価の予想レンジは、4万7800円-4万8500円を想定。(17日終値4万7582円15銭) 米国株は反発。ダウ平均は238ドル高の46190ドルで取引を終えた。 自民党と日本維新の会による連立政権となる可能性が高まり、財政拡張への期待から「高市トレード」の動きが強まりそうだ。 為替相場は、ドル・円が1ドル=150円台の後半(前週末17日は149円69-72銭)、ユーロ・円が1ユーロ=175円台の後半(同175円34-38銭)と円安方向に振れている...
NY株/欧州株概況
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【市況】3日ぶり反発238ドル高、米中対立の懸念後退 |
17日のNYダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、終値は前日比238ドル37セント(0.51%)高の4万6190ドル61セントだった。 前日に意識された米地銀の信用不安を巡る過度な警戒感が和らぎ、投資家のリスク回避姿勢が後退した。関係悪化が懸念される米中が貿易交渉を続けるとの観測も、相場を支えた。 トランプ米大統領は17日放送の米テレビ番組で、11月から課すとしている100%の対中追加関税は「持続可能ではない」と述べ、これまでの強硬姿勢を修正。米中首脳会談を2週間後に予定していると語った。発言を受け、市場で両国の対立激化を...
相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=695円安と3日ぶり反落、米信用不安で銀行株など安い

【大引け概況】 17日の日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前日比695円59銭安の4万7582円15銭だった。 本日のマーケット動画 時間:00:01:15 容量:14.90M ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら 前日の米株式市場は、NYダウは301ドル安と下落した。米地銀の信用不安を背景に金融株を中心に値を下げた。 為替相場でも円高が進行した。これを受け、東京株式市場は値を下げて始まった。前...
東証スタンダード(大引け)
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【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り
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東証スタンダード市場は米地銀の信用不安が利益確定売りを誘った。為替市場の円高や国内政局の不透明さも株価の重しになった。 スタンダードTOP20は小幅安。出来高は5億0189万株。 値上がり銘柄数428、値下がり銘柄数996と、値下がりが優勢だった。 個別ではヒーハイスト、アールシーコアがストップ高。UNIVA・Oakホールディングス、誠建設工業、櫻島埠頭は一時ストップ高と値を飛ばした。インターライフホールディングス、錢高組、南海辰村建設、日本ドライケミカル、鳥越製粉など31銘柄は年初来高値を更新。ケア21、イトーヨーギョー、トップカルチャー、フジタコー...
東証グロース(大引け)
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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り
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東証グロース市場は17日の日経平均株価が下落するなか、新興株市場でも利益確定目的の売りが優勢だった。 グロース市場で時価総額上位のサンバイオの株価が乱高下し、後場に下げ幅を広げたことも重荷だった。16日、脳損傷患者向け再生医療等製品「アクーゴ」について、同日開催の厚生労働省の専門部会が出荷を認めたと発表した。脳分野で国内初の再生医療が実用化するとあって、朝方は将来的な収益拡大期待から買いが集まり、一時は16%強上昇した。その後は利益確定売りが膨らみ、14%近く下落する場面があった。 東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比21.23ポイント(2.91%)安の709...