値上がり優勢、投資家心理が改善
![]() |
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理が改善
|
東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreともに堅調。東証マザーズ指数の前引けは前日比7.98ポイント(1.10%)高い731.87だった。前日の米株式市場で主要3指数が軒並み堅調に推移し、投資家心理が改善している。国内新興市場ではフリーやビジョナルなどの主力銘柄を中心に買いが入った。
前日の米長期金利が低下するなど、このところ米長期金利の上昇一服が意識されていることも引き続き高PER(株価収益率)のグロース(成長)株の支えとなっているとの声も聞かれた。
フリーやビジョナルのほか、ジーエヌアイやAppierが買われた。一方、ソレイジアやPSSは売られた。
値上がり銘柄数247、値下がり銘柄数187と、値上がりが優勢だった。
個別では、HOUSEIがストップ高。免疫生物研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、アドバンスト・メディア、ニューラルポケット、メドレー、サイジニアなど13銘柄は年初来高値を更新。アディッシュ、ポート、サイエンスアーツ、M&A総合研究所、データホライゾンが買われた。
一方、ユニフォームネクスト、キッズウェル・バイオ、ソレイジア・ファーマ、グッドパッチが年初来安値を更新。プレシジョン・システム・サイエンス、ワンダープラネット、グローム・ホールディングス、BeeX、Welbyが売られた。