日経ジャスダック平均は6日続伸、景気敏感株には買い
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【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は6日続伸、景気敏感株には買い
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日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比22円96銭高い3768円52銭となった。一時は3771円41銭まで上昇し、2020年2月14日以来およそ11カ月ぶりの高値を付けた。米国で上下院を民主党がおさえる見通しとなったことで、大型の経済対策やインフラ投資への期待が高まった。投資家心理が上向き、ハーモニックや東洋合成など新興市場の景気敏感株には買いが入った。
フォーサイドやGMO-FHが買われたほか、2020年12月の既存店売上高が前年同月比で7.2%増えたマクドナルドが上昇した。半面、セリアやイメージワン、セプテニHDは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で429億円、売買高は9157万株。
値上がり銘柄数は380、値下がり銘柄数は217となった。
個別ではAFC−HDアムスライフサイエンス、ヒーハイストが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、常磐開発、フォーサイド、シダー、フジプレアムなど13銘柄は昨年来高値を更新。ルーデン・ホールディングス、テラ、アースインフィニティ、ETSホールディングス、サンオータスが買われた。
一方、サン電子、三光産業、アンビスホールディングス、イメージ ワン、横浜丸魚が売られた。