続伸スタート、円安・ドル高受け
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【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、円安・ドル高受け
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22日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比114円72銭高の2万8059円51銭だった。
前日の欧州株市場で主要国の株価指数が総じて軟調だったほか、米国株市場でもハイテク株中心に売りに押される展開で、東京株式市場も様子見ムードが強い。中国での新型コロナウイルスの感染拡大が観測され世界景気に与える影響が警戒されている。
あすは祝日で休場となるため、模様眺めムードも台頭しやすい。
積極的に持ち高を傾ける向きは乏しいとの指摘もある。
ただ、外国為替市場でドル高・円安に振れていることは相場の下支え材料となる。下値では押し目買い需要が旺盛で、日経平均2万8000円台近辺で頑強な値動きが予想される。
東証株価指数(TOPIX)コア30は上昇率が1%を超える場面があった。業種別では電気・ガス業や、医薬品、輸送用機器が上げている。一方、前日の米半導体株安を受け、東エレクや一部の電子部品株が売りに押されている。
個別では、塩野義やパナHD、三菱自が高い。大ガスや東ガスが上昇している。半面、エムスリーやコナミGが下落している。