値上がり優勢、グロース買いの流れ
![]() |
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、グロース買いの流れ
|
東証グロース市場は、マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は、下落してスタートしたあと朝方にプラス圏に浮上、その後はじりじりと上げ幅を拡げた。
東証マザーズ指数の前引けは前週末比4.54ポイント(0.63%)高い723.09だった。
新興市場でもGAFAM決算を終えて米株高が継続、長期金利低下・グロース買いの流れが続いていることが個人投資家心理にポジティブに働いている
米国の利上げペース鈍化観測の広がりを受けて米長期金利が低下傾向にあり、国内の新興企業向け市場でも高PER(株価収益率)銘柄に買いが入りやすかった。
ビジョナルやM&A総研、JTOWERが上昇した。一方、ジーエヌアイやデータHR、アンジェスは下落した。
値上がり銘柄数262、値下がり銘柄数183と、値上がりが優勢だった。
個別ではEduLab、メディアシーク、HOUSEIがストップ高。ティーケーピー、ユナイテッド&コレクティブ、ドリコム、クラウドワークス、MRTなど10銘柄は年初来高値を更新。ジェイフロンティア、TDSE、ミクリード、フォースタートアップス、HANATOUR JAPANが買われた。
一方、unerry、さくらさくプラス、グッドパッチが年初来安値を更新。データホライゾン、アズーム、I−ne、ストリームメディアコーポレーション、ハイブリッドテクノロジーズが売られた。