兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
149円高 続伸、円安追い風に
東京株式(前引け)=149円高 続伸、円安追い風に
日経平均株価は前日比149円60銭高の2万1452円25銭、東証株価指数(TOPIX)は7.44ポイント高の1613.96と、ともに続伸した。
米中貿易協議の進展期待を背景に買い先行で始まった。その後は外国為替市場で円安が進み、一時1ドル=110円90銭付近まで円が下落。先物に主導される形で上昇し、
株価指数先物への海外ファンドとみられる買いが裁定取引を通じて現物株市場にも浮揚力を与えた。一時は前日終値に比べた上げ幅が192円まで広がった。
 
取引開始前に財務省が発表した1月の貿易統計速報(通関ベース)は、中国向けの輸出が前年同月比17.4%減と落ち込んだ。中国向けの輸出減速は織り込み済みとの声が聞かれ、相場への影響は限定的だった。
 
市場からは「極端な好材料は出ていないが、セクター物色の循環が続いている。買い気は根強く市場ムードは良くなっている。20日発表のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨でFRB(米連邦準備理事会)のハト派姿勢が追認されるとみて、先回り買いの動きも出ているのではないか」との声が聞かれた。
 
 
東証1部の出来高は5億9135万株、売買代金は9976億円。騰落銘柄数は値上がり1356銘柄、値下がり668銘柄、変わらず105銘柄。
 
業種別株価指数(33業種)では、非鉄金属、卸売業、海運業の上昇が目立ち、下落は石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙など。
 
個別ではソフトバンクグループ、ソニーなどが高く、トヨタ自動車も堅調。三菱商事も上値を追った。花王も買い優勢。アルコニックスが急伸、ジーンズメイトも値を飛ばした。シャープも物色人気となった。
 
半面、富士通が下落、アンリツも軟調。太陽誘電も値を下げた。レオパレス21が大きく下値を探ったほか、アウトソーシング、TOKYO BASEなどの下げも目立つ。
 
東証2部株価指数は前日比34.31ポイント高の6774.57ポイントと4日続伸した。
出来高3714万株。値上がり銘柄数は248、値下がり銘柄数は140となった。
 
個別ではソフトバンクグループ、ソニーなどが高く、トヨタ自動車、ホンダも堅調。キーエンス、村田製、武田は小幅高。住友鉱が買われた。三菱商事も上値を追った。花王も買い優勢。アルコニックスが急伸、ジーンズメイトも値を飛ばした。シャープも物色人気となった。
 
半面、富士通が下落、アンリツも軟調。太陽誘電も値を下げた。レオパレス21が大きく下値を探ったほか、アウトソーシング、TOKYO BASEなどの下げも目立つ。
ZOZOはさえない。JXTG、国際帝石が軟調。富士通、アンリツ、王子HDも安い。
 
a