弱含みの展開か
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【オープニングコメント】 弱含みの展開か |
19日の日経平均株価は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万円−3万300円。
米国株は3指数そろって下落。米小売り最大手ウォルマートの決算が市場予想を下回ったことや米失業保険関連の経済標が市場予想よりも悪かったことなどから、軟調な展開となった。ただ、ダウ平均は一時300ドルを超える下げとなるも、下げ幅を縮めて取引終了となった。
きのう18日は、朝高後に利益確定売りで上値が重かったことに加えて、米国株安を嫌気して売りに押される展開を予想する。
週末要因もあり、ポジション調整の売りに下押す場面も想定される。一方、国内では医療関係者から新型コロナワクチンの接種が開始されたことを背景に、引き続き、コロナ後を見据えた銘柄物色が継続しそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(18日終値は105円81−82銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の後半(同127円47−51銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比110円安の3万120円だった。
【好材料銘柄】
■フェリシモ <3396>
今期配当を10円増額修正。
■コタ <4923>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.81%にあたる75万株(金額で9億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。また、埼玉工業大学と共同研究を進めてきた新規育毛剤に関する研究結果を日本油化学会で発表。
■日東精工 <5957>
「医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料」の開発に成功。世界初の技術として特許出願。今後、同素材を用いた医療用インプラント製品の開発に本格的に着手する。
■大水 <7538>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.37%にあたる60万株(金額で1億4400万円)を上限に、2月19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■トランスジェニック <2342>
東証が19日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
今期経常を8%上方修正。
■ファーマライズホールディングス <2796>
調剤薬局を運営するフロンティアと業務提携。
【主な経済指標・スケジュール】
19(金)
【国内】
1月全国消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
浜ゴム、DIC、AOITYOHD、アップル、佐渡汽、セーラー、ピーエイ
【海外】
米1月中古住宅販売(2/20 0:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。