ひとまず後退、中東の地政学リスク。
【為替】ひとまず後退、中東の地政学リスク。
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17日の欧米為替市場は、ユーロ円が上昇した。上昇の理由は、中東の地政学リスク後退や、発表されたドイツの9月ZEW景気期待指数を受けてだろう。同指標は予想-38.0のところ結果は-22.5と予想以上に改善。このことで欧州の景気減速懸念が後退し、ユーロ買いが活発になったと思われる。
ユーロ円の動きを見ると、東京時間は119円台前半で動意に欠けたが、欧州時間に入り指標の結果が伝わると買いが優勢となり、高値119.780円まで上昇した。
さて、この後のユーロ円は、20日移動平均線が徐々に上向きに転換していることから、上昇継続と判断したい。上値目標としては節目120.00を想定する。
[提供:カネツFX証券株式会社]