兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
日経ジャスダック平均は反落、換金売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、換金売り
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比33円84銭安い3841円74銭だった。米国市場でダウが市場最高値を更新したことや、日経平均株価に寄与度の高いファーストリテイリングの寄り付き前の気配値が高いことから、個人投資家のリスクセンチメントが上昇し、ジャスダック平均は続伸でスタートした。寄り付き後は、時価総額上位のハーモニックやワークマンなどの銘柄が下げ幅を拡大したことから、ジャスダック平均はマイナスに転じ、本日の安値で取引を終了した。時価総額上位銘柄の値下がりだけでなく、値下がり銘柄数が400を超え幅広い銘柄が下落したことも相場の上値を重くしたようだ。
3月にかけて8社の新規株式公開(IPO)を控え、投資資金を確保するために主力銘柄に換金売りが広がった。

ジャスダック市場の売買代金は概算で770億円、売買高は2億9284万株だった。フェローテクやハーモニック、ウエストHDなどが下落した。半面、GMO-FHやシンバイオ、マクドナルドなどは上昇した。
 
値上がり銘柄数は186、値下がり銘柄数は440となった。
 
個別では、MITホールディングス、ジオコードが昨年来安値を更新。フォーサイド、不二硝子、五洋インテックス、旭化学工業、ABホテルが売られた。
 
一方、ベクターがストップ高。GMOフィナンシャルホールディングス、田中精密工業は一時ストップ高と値を飛ばした。佐藤渡辺、クルーズ、コモ、北雄ラッキー、フィスコなど14銘柄は昨年来高値を更新。ウルトラファブリックス・ホールディングス、トレードワークス、国際チャート、ヒップ、ユビテックが買われた。
a