堅調展開か

本日、米国ではパウエルFRB議長が上院で議会証言を行う予定。発言内容がハト派的と受け止められて米国の長期金利が低下するようなら、グロース株の支援材料になる。タカ派的と受け止められた場合でも、11日に6月消費者物価指数（CPI）、12日に6月生産者物価指数（PPI）と米国の物価指標の発表が相次ぐことから、これらを見極めるまでは米国の長期金利は上がりづらいだろう。
 
さて、東京株式市場は米ハイテク株高の何倍もの好反応を示して日経平均は2%近くもの上昇を演じた。最高値をまたも更新してまさに青天井入りの状態。戻り待ちの売りもなく多くの投資家が利の乗った好回転相場となっている。円安の流れもじわりと復活し今の市場にこれといった死角は見当たらない状態だ。過熱感だけが敵という非常に恵まれた相場環境。今週は4万2000円近くまで展望できそうだ。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
 
43040.30　　ボリンジャー:＋3σ(26週)
42346.88　　ボリンジャー:＋3σ(13週)
42115.50　　ボリンジャー:＋3σ(25日)
41590.93　　ボリンジャー:＋2σ(26週)
 
41580.17　　★日経平均株価9日終値
 
41195.54　　ボリンジャー:＋2σ(25日)
41194.34　　ボリンジャー:＋2σ(13週)
40807.06　　6日移動平均線
40481.43　　均衡表転換線(日足)
40275.57　　ボリンジャー:＋1σ(25日)
40141.56　　ボリンジャー:＋1σ(26週)
40041.79　　ボリンジャー:＋1σ(13週)
39859.78　　均衡表基準線(日足)
39693.18　　均衡表転換線(週足)
39355.60　　25日移動平均線
39041.72　　75日移動平均線
38910.41　　均衡表雲上限(日足)