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反落スタート、利益確定売りが先行
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、利益確定売りが先行
【寄り付き概況】


15日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比205円93銭安の3万0464円17銭。日経平均は前日に1990年8月以来およそ31年ぶりの高値を更新し、前日のNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が揃って下落しており、これを受けて東京株式市場でも利益確定の売りが先行している。この流れを引き継ぎ、鉄鋼株などが売られている。
 
8月末からの12営業日で3000円超の上昇をみせていることもあって目先達成感からの売りが出やすい。外国為替市場では対ドル対ユーロともに円高が進行していることも、主力輸出株中心にネガティブ材料となる。
日経平均は3万円台前半で売り物をこなす展開が想定されるが、下値では押し目買いニーズも強く売り一巡後の動きが注目される。
 
取引開始前に内閣府が発表した7月の機械受注統計で、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比0.9%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値(3.1%増)を下回った。ファナックなど設備投資関連株の一角は軟調に推移している。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、村田製が安い。東建物、東急不HDなど不動産株も売られている。半面、日立造が高い。川崎汽も買われている。アドテストが堅調となっている。
 
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