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売り先行、新型コロナの感染拡大を嫌気
【市況】東京株式(寄り付き)=売り先行、新型コロナの感染拡大を嫌気
【寄り付き概況】

19日午前の日経平均株価は、前営業日比99円41銭安の2万5628円73銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、4.44ポイント安の1716.21で始まった
 
世界的に新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が再び強まっており、前日の米国株市場では引けにかけて下げ幅を広げほぼ全面安。感染者数の高止まりを背景に州や都市ごとに行動規制の動きが相次いでいることを嫌気して、NYダウは300ドルを超える下げとなった。
東京株式市場でも国内感染者数が東京をはじめ増加傾向が顕著で過去最多を記録するなど警戒感が強まっており、全体相場はリスクオフの展開を余儀なくされている。
 
一方、オンライン関連銘柄など新型コロナに対する耐性の強いセクターの一角は買い直される可能性があるほか、決算発表シーズンを通過して、企業業績が事前コンセンサスを上回るケースが多かったことはプラス材料で、好決算銘柄は相対的に強さを発揮しそうだ。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=103円台の後半(18日終値は1ドル=103円88−89銭)、1ユーロ=123円台の前半(同123円43−47銭)で取引されている。
ドル安・円高が進行していることも主力株中心に向かい風となっている。
 
取引開始前に財務省が発表した、8−14日の対外対内証券売買契約によると、非居住者による売買は4225億円の取得超で、2週連続で取得超となった。


 
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