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中国やユーロ圏の経済指標悪化にドルは一時108円割れ
【為替】中国やユーロ圏の経済指標悪化にドルは一時108円割れ
[概況]

日本が成人の日による祭日の中、為替市場は円買い優勢で始まり、中国の貿易統計が予想を下回る悪化となって株式市場は値下がりし、欧州株式市場も売られて始まり続いて発表されたユーロ圏11月鉱工業生産が予想を下回ると、序盤にユーロは当日安値123.750円まで下落し、其の後ドルも108円を割れて当日安値107.980円まで下落した。
 
其の後は下げ止まり、NY株式市場が序盤の下げから値を戻すとドルも買い戻されて、NY市場序盤過ぎには欧米市場高値となる108.360円まで反発した。しかし上昇も続かず其の後は108円前半で揉み合いとなり、最後は前週末比-36銭の108.175円と108円前半に落ちて引けた。
 
株価の下げによるリスク回避の円買いに主要通貨は値下がりし、トルコリラ(+3銭)や南アランド(+3銭)以外は値下がりして引けた。FRBが利上げに慎重な姿勢を見せてからドルは上値が重くなっており、下値は買われるものの買い上がる動きは出にくくなっており、目先しばらくドルは上値の重い揉み合いではないか。
 


[提供:カネツFX証券株式会社]

 
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