米ドル円は105円台前半付近でもみ合い
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【為替】米ドル円は105円台前半付近でもみ合い
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15日、東京外国為替市場の米ドル円は105円台前半付近の水準でもみ合いの展開となった。本日は五・十日に伴い、国内輸入企業などのドル需要により中値にかけて上昇し、米ドル円の下値を支えた。
一方、クロス円では豪ドル円が一時74.410円まで下落し軟調な推移となった。ロウ豪中銀が豪政策気金利について、少なくとも3年は利上げをせず、現行の0.25%から0.10%に引き下げが可能と述べたなどを受け、豪ドル売りとなったようだ。この後は欧州連合(EU)首脳会談などが予定されており、難航する英国との通商交渉に関する内容などに注目が集まりそうだ。
テクニカル的には米ドル円は20日移動平均線と5日移動平均線がデッドクロスを形成しており、地合いは悪化傾向にあるようだ。その場合、5日移動平均線(105.370円)付近がレジスタンスとなる可能性も考えられそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]