52円高と反発、買い一巡後に下げるなど荒い値動き
東京株式(前引け)=52円高と反発、買い一巡後に下げるなど荒い値動き

18日午前の日経平均株価は反発した。午前終値は前日比52円78銭高の3万0344円97銭だった。東証株価指数(TOPIX)は10.53ポイント安の1950.96と小幅続落した。
米国の金融緩和が長期化するとの観測を背景に、前日のNYダウ工業株30種平均が上昇した流れを受け、東京株式市場でもファーストリテといった大型株に買いが先行した。
ここ最近の急速な株高進行を受け利益確定売りの圧力も強いが、国内でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、経済活動が正常化に向かうことへの期待から空運業、陸運業、小売業といったセクターの銘柄も買い支えられた。一方、鉱業や鉄鋼など一部の景気敏感株が利食われる展開となった。
ファーストリテが2日ぶりに上場来高値を、ソフバンGやファナックも2日ぶりに昨年来高値を更新するなど、寄与度の高い銘柄が買われ、上昇をけん引した。
買い一巡後は、もみ合い商状となり、株価指数先物に断続的な売りが出たことをきっかけに、下げ転換する場面もみられるなど、値動きの荒い展開となった。
日経平均株価は寄り付き後に3万0560円まで上昇。その後は前日終値に近い3万0300円近辺まで下げ、3万0300円台を中心に底堅く推移した。
東証1部の出来高は8億7920万株、売買代金は1兆4828億円。騰落銘柄数は値上がり630銘柄、値下がり1470銘柄、変わらず94銘柄だった。
市場では「下値では買い戻しの動きが出ているもようで、3万円台固めとなる底堅い展開が続きそう」との声が聞かれた。

業種別株価指数(33業種)は空運業、医薬品、電気・ガス業の上昇が目立ち、下落はその他金融業、鉱業、証券・商品先物取引業など。
個別銘柄では、値がさ株のソフトバンクグループ(SBG)とファストリがそろって上昇し、日経平均を2銘柄で120円程度押し上げている。武田、ソフトバンクグループ、三菱商、マネックスG、JAL、ANA、JR東海も買われた。
半面、トヨタ、ソニー、日立が売られ、東エレク、エムスリー、日本電産も小安い。三菱UFJ、三井住友は軟調となっている。
東証2部株価指数は前日比15.01ポイント安の7432.07ポイントと反落した。
出来高2億5013万株。値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は215となった。
個別では、アシードホールディングス、パレモ・ホールディングス、リスクモンスター、さいか屋、松尾電機が売られた。
一方、インタートレード、リミックスポイントがストップ高。セーラー万年筆は一時ストップ高と値を飛ばした。アップルインターナショナル、パシフィックネット、Abalance、本州化学工業、リバーホールディングスなど10銘柄は昨年来高値を更新。クシム、日本食品化工、ニッチツ、ウィル、STIフードホールディングスが買われた。

米国の金融緩和が長期化するとの観測を背景に、前日のNYダウ工業株30種平均が上昇した流れを受け、東京株式市場でもファーストリテといった大型株に買いが先行した。
ここ最近の急速な株高進行を受け利益確定売りの圧力も強いが、国内でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、経済活動が正常化に向かうことへの期待から空運業、陸運業、小売業といったセクターの銘柄も買い支えられた。一方、鉱業や鉄鋼など一部の景気敏感株が利食われる展開となった。
ファーストリテが2日ぶりに上場来高値を、ソフバンGやファナックも2日ぶりに昨年来高値を更新するなど、寄与度の高い銘柄が買われ、上昇をけん引した。
買い一巡後は、もみ合い商状となり、株価指数先物に断続的な売りが出たことをきっかけに、下げ転換する場面もみられるなど、値動きの荒い展開となった。
日経平均株価は寄り付き後に3万0560円まで上昇。その後は前日終値に近い3万0300円近辺まで下げ、3万0300円台を中心に底堅く推移した。
東証1部の出来高は8億7920万株、売買代金は1兆4828億円。騰落銘柄数は値上がり630銘柄、値下がり1470銘柄、変わらず94銘柄だった。
市場では「下値では買い戻しの動きが出ているもようで、3万円台固めとなる底堅い展開が続きそう」との声が聞かれた。

個別銘柄では、値がさ株のソフトバンクグループ(SBG)とファストリがそろって上昇し、日経平均を2銘柄で120円程度押し上げている。武田、ソフトバンクグループ、三菱商、マネックスG、JAL、ANA、JR東海も買われた。
半面、トヨタ、ソニー、日立が売られ、東エレク、エムスリー、日本電産も小安い。三菱UFJ、三井住友は軟調となっている。
東証2部株価指数は前日比15.01ポイント安の7432.07ポイントと反落した。
出来高2億5013万株。値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は215となった。
個別では、アシードホールディングス、パレモ・ホールディングス、リスクモンスター、さいか屋、松尾電機が売られた。
一方、インタートレード、リミックスポイントがストップ高。セーラー万年筆は一時ストップ高と値を飛ばした。アップルインターナショナル、パシフィックネット、Abalance、本州化学工業、リバーホールディングスなど10銘柄は昨年来高値を更新。クシム、日本食品化工、ニッチツ、ウィル、STIフードホールディングスが買われた。