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週末要因から上値は重い

週末要因から上値は重い
13日の日経平均は小反落。33円48銭安の2万3827円73銭(出来高概算12億3000万株)で取引を終えた。
12日の米国市場はNYダウが275ドル高となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の2万3945円。円相場は1ドル110円00銭台で推移していた流れから、買い先行での相場展開が期待されていたが、小幅に下落して始まった。その後2万3900円を回復する局面もみられたが、指数インパクトの大きいソフトバンクGが下げに転じた影響もあり、後場はマイナス圏でのこう着が続いた。
 
14日の東京株式市場は、週末を前にしては、関連報道が多く出てくるかもしれないとの警戒から上値は重いと予想する。日経平均株価は、心理的なフシ目の2万4000円を前に、戻り待ちの売りも控えているもようで、上値は重そうだ。
 
週明け17日の米国市場が休場(ワシントン誕生記念)となることも、買い手控え要因となり得るだろう。
日経平均はきょうの終値と先週末(2/7)の終値がともに2万3827円で、明日の値動きが週間の方向性を決定づける。5日線(2万3815円、13日時点、以下同じ)もすぐ下に控えており、できればプラスで週を終えたいところだ。
週初の10日がギャップダウンスタートとなったため、2万3631円を上回れば週足では陽線を形成する。13週線が2万3667円に位置しており、押した場合にはこれらの水準までで下げ止まるかが注目される。
 
2月限先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出日にあたることから、市場推定値が意識される場面もありそう。消去法的に、一部の値動きが軽い中小型株への物色が中心になりそう。
 
 
 
■テクニカル・ポイント(13日現在)
 
24927.38  ボリンジャー:+2σ(26週)
24704.05  ボリンジャー:+3σ(25日)
24573.78  ボリンジャー:+3σ(13週)
24347.87  ボリンジャー:+2σ(25日)
24271.63  ボリンジャー:+2σ(13週)
23991.68  ボリンジャー:+1σ(25日)
23969.47  ボリンジャー:+1σ(13週)
23892.22  ボリンジャー:+1σ(26週)
 
23827.73  ★日経平均株価13日終値
 
23732.68  6日移動平均線
23667.32  13週移動平均線
23635.50  25日移動平均線
23562.90  均衡表雲上限(日足)
23465.13  75日移動平均線
23445.94  均衡表転換線(週足)
23445.94  均衡表基準線(日足)
23385.65  均衡表転換線(日足)
23365.17  ボリンジャー:-1σ(13週)
23279.32  ボリンジャー:-1σ(25日)
23274.51  均衡表雲下限(日足)
23063.01  ボリンジャー:-2σ(13週)
22971.94   新値三本足陰転値
22923.14  ボリンジャー:-2σ(25日)
22857.07  26週移動平均線
 
 
ローソク足は短い上ヒゲを伴う陰線を引いたが、終値は上向きの5日線上をキープした。一目均衡表では、遅行線は強気シグナル発生を続けたが、基準線と転換線はともに横ばいで、目先のもみ合い継続を示唆している。
ボリンジャーバンドでは、中心線と+1σで形成するレンジのほぼ中央で引け、買い手優位の形状を保った。
 
 
 
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