マザーズ指数は7日ぶり反落、指数寄与度上位銘柄が軟調
![]() |
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は7日ぶり反落、指数寄与度上位銘柄が軟調 |
東証マザーズ指数は前週末比3.63ポイント安の911.51ポイントと7日ぶり反落。
朝方は堅調だったが、先週までの連騰による警戒感もあり、その後は東証1部市場の大型株が主導するかたちで中小型株が集まるマザーズ市場は上げ幅を縮小していく展開となった。
マザーズ市場全体では値上がり銘柄数が値下がり数を上回ったが、指数インパクトの大きい銘柄群が軟調だったこともマザーズ指数の重しとなった。売買代金上位では、セルソースやAI CROSSなどが大幅上昇だった一方で、そーせいやSansanといった時価総額上位銘柄は下落した。
値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は119となった。
個別では、イグニス、リンクバル、キャリアが年初来安値を更新。Welby、はてな、ACCESS、識学、ギフティが売られた。
一方、セルソース、和心、ブティックスがストップ高。リアルワールドは一時ストップ高と値を飛ばした。Lib Work、手間いらず、アイリッジ、マネーフォワード、Amaziaなど10銘柄は年初来高値を更新。AmidAホールディングス、ジェイック、ツクルバ、ナノキャリア、AI CROSSが買われた。
2日に名証セントレックス市場に新規上場した名南M&Aは、午前に公募・売り出し価格(公開価格、2000円)を45%上回る2900円で初値を付けた。その後は利益確定売りに押されて水準を切り下げ、初値を6.9%下回る2701円で初日を終えた。