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「昭和と平成の呪縛から放たれた」
「昭和と平成の呪縛から放たれた」
 
「昭和と平成の呪縛から放たれた」
 
週明けのNY株式市場で主要3指数は大幅に3日続伸。
上昇を主導したのはエネルギーと金融セクター。
「新型コロナウイルス禍による景気低迷の打撃を受けていたセクターに安値拾いの買いが入った」との解釈だ。
ただ主要3指数は月初の水準を回復しておらず9月月間としては3月以来初めて下落する見通し。
「今月は低調だったこともあり、一部リバランスの動きが出ている可能性がある」という見方もある。
一方で第2第3四半期の2四半期としてはNASDAQが2000年以来、S&Pは09年以来のパフォーマンスだ。
アップルとアマゾンが上昇。
アメリカン航空やボーイングも高かった。
債券市場は動意薄。
10年国債利回りは0.657%。
2年国債利回りは0.128%。
ドル円は105円台半ば。
SKEW指数は126.19(前日129.27)。
4日連続の130ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は48→49。
 
週末の日経平均は寄り付き187円高。
終値307円高の23511円と続伸。
終値ベースでメジャーSQ値23272円を3日ぶりに上回った。
日足は3日ぶりの陽線。
日経500は2430.70円。
終値ベースの過去最高値2406.47円(ザラバ2410.58円)を上抜けた。
奪還は1989年12月30日以来30年9カ月ぶり。
貢献筆頭は任天堂だった。
マザーズ指数は下落。
東証1部の売買代金は2兆7082億円と13日連続の2兆円超。
大引けで約7000億円増加した。
値上がり1892銘柄(前日1622銘柄)。
値下がり251銘柄(前日471銘柄)。
新高値228銘柄(前日131銘柄)。
9月16日以来3ケタは7日連続。
1月10日の162銘柄を越えて今年最高。
新安値1銘柄(前日5銘柄)。
騰落レシオは132.75(前日118.94)。
NTレシオは14.15倍(前日14.20倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(23245円)からは△1.14%。
3日ぶりに上回った。
右肩上がりの75日線は22789円。
横ばいの200日線(22017円)からは△6.79%。
右肩上がりの5日線(23302円)から△0.90%。
6日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.283%(前日▲17.734%)。
買い方▲7.125%(前日▲6.764%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.913%(前日▲14.814%)。
買い方▲13.194%%(前日▲10.781%)。
空売り比率は41.7%(2日ぶりの40%超:前日39.7%)。
空売り規制なしの比率は9.6%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
日経HVは12.8、日経VIは23.72。
日経平均採用銘柄の予想PERは23.42倍(前日23.06倍)。
前期基準では18.29倍。
EPSは1003円(前日1006円)。
一気に50円低下したまま6日。
225のPBRは1.10倍。
BPSは21374円(前日21288円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.27%(前日4.34%)。
配当利回りは1.90%。
東証1部全銘柄だと予想PERは25.65倍。
前期基準では20.24倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.24倍。
ドル建て日経平均は223.24(前日220.32)。
18日の222.88を上抜けた。
東証1部単純平均株価は42円高の2287円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1851円(前日1859円)。
東証1部の時価総額は632兆円(前日622兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比90円高の23380円。
高値23390円、安値23150円。
大証夜間取引終値は日中比90円高の23380円。
気学では「初め高いと後安の日。逆の時は見送れ」。
水曜は「目先の天底をつくる注意日」。
木曜は「前日が高かりし時は反落する」。
金曜は「突っ込み買いの日。逆に上放れ高きは売り狙え」。
ボリンジャーのプラス1σが23424円。
プラス2σが23603円。
一目均衡の雲の上限が22648円。
38日連続で雲の上。
勝手雲の上限は23269円。
11日連続で勝手雲の上。
RSIが57.34。
RCIが56.59。
9月配当権利落ち日。
配当権利落ち分は約144円。
配当の再投資は日経で1000億円、TOPIXで5000億円との試算。
 
9月第3週(14日→18日)の投資部門別売買状況。
外国人投資家は現物5275億円の売り越し。
2週連続の売り越し(前々週4440億円)で、合計9715億円の売り越し。
ただ先物は2960億円の買い越し。
前々週は1100億円の買い越し。
現物先物合計では前々週3339億円、前週2315億円の売り越し。
合計5654億円の売り越し。
個人は444億円の売り越し。
投資信託も2144億円の売り越し。
信託銀行は11633億円の買い越し。
 
《今日のポイント9月29日》
 
(1)NY株式市場で主要3指数は大幅続伸。
   SKEW指数は126.19(前日129.27)。
   4日連続の130ポイント割れ。
   恐怖と欲望指数は48→49。
 
(2)ダウ輸送株指数は170ポイント高の11440ポイントと3日続伸。
   SOX指数は2.75%高の2237ポイントと3日続伸。
   VIX指数は25.19と低下。
   3市場の売買高は87.4億株(前日88.9億株)。
 
 
(3)終値ベースでメジャーSQ値23272円を3日ぶりに上回った。
   日足は3日ぶりの陽線。
   日経500は2430.70円。
   終値ベースの過去最高値2406.47円(ザラバ2410.58円)を上抜けた。
   奪還は1989年12月30日以来30年9カ月ぶり。
   貢献筆頭は任天堂だった。
 
 
(4)東証1部の売買代金は2兆7082億円と13日連続の2兆円超。
   大引けで約7000億円増加。
   値上がり1892銘柄(前日1622銘柄)。
   値下がり251銘柄(前日471銘柄)。
   新高値228銘柄(前日131銘柄)。
   9月16日3ケタは7日連続。
   1月10日の162銘柄を越えて今年最高。
   新安値1銘柄(前日5銘柄)。
 
 
(5)右肩上がりの25日線(23245円)からは△1.14%。
   3日ぶりに上回った。
   横ばいの200日線(22017円)からは△6.79%。
   右肩上がりの5日線(23302円)から△0.90%。
   6日ぶりに上回った。
 
(6)空売り比率は41.7%(2日ぶりの40%超:前日39.7%)。
   空売り規制なしの比率は9.6%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
   9月第3週(14日→18日)の投資部門別売買状況。
   外国人投資家は現物5275億円の売り越し。
   2週連続の売り越し(前々週4440億円)で、合計9715億円の売り越し。
   ただ先物は2960億円の買い越し。
   前々週は1100億円の買い越し。
   現物先物合計では前々週3339億円、前週2315億円の売り越し。
   合計5654億円の売り越し。
   個人は444億円の売り越し。
   投資信託も2144億円の売り越し。
   信託銀行は11633億円の買い越し。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは23.42倍(前日23.06倍)。
   EPSは1003円(前日1006円)。
   225のPBRは1.10倍。
   BPSは21374円(前日21288円)。
   ドル建て日経平均は223.24(前日220.32)。
   18日の222.88を上抜けた。
 
(8)ボリンジャーのプラス1σが23424円。
   プラス2σが23603円。
   9月配当権利落ち日。
   配当権利落ち分は約144円。
   配当の再投資は日経で1000億円、TOPIXで5000億円との試算。
   アノマリー的には「株高の日」。
 
今年の曜日別勝敗(9月28日まで)

月曜18勝16敗
火曜19勝16敗
水曜17勝19敗
木曜15勝22敗
金曜18勝18敗。
 
週明けのNYダウは410ドル高の27584ドルと3日続伸。
高値は27722ドル。
NASDAQは203ポイント高11117ポイントと3日続伸。
S&P500は53ポイント高の3351ポイントと3日続伸。
ダウ輸送株指数は170ポイント高の11440ポイントと3日続伸。
SOX指数は2.75%高の2237ポイントと3日続伸。
VIX指数は25.19と低下。
3市場の売買高は87.4億株(前日88.9億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比90円高の23380円。
ドル建ては大証日中比140円高の23430円。
ドル円は105.49円。
10年国債利回りは0.657%。
2年国債利回りは0.128%。
 
日経500は2430.70円と高値引けで史上最高値更新。
1989年12月30日の終値2406.47円、ザラバ高値2410.58円を上抜けた。
更新は30年9カ月ぶり。
今年の指数上昇寄与度上位は任天堂やキーエンス、SMC、日本ペイント、ニトリ、
ダイキン工業、富士通、ダイフク、GMOペイメントゲートウェイなど。
上昇寄与度銘柄は日経平均未採用銘柄が目立っている。
そして値ガサ株も目立つ。
市場の見方。
「日経500は単純平均。
値がさ株の影響が強く出る。
日経平均は新たに値がさ株を入れづらい。
比較的新しい企業に多い高株価銘柄が入らないことで、日経平均は古い銘柄が残り続けやすい。
2000年の30銘柄入れ替えでテクノロジー銘柄を多数組み入れたことも日経平均の重荷」。
つまり新陳代謝の進んだ日経500は史上最高値を更新。
一部重厚長大の呪縛に引きずられた日経平均は高値の半値戻し程度をウロウロ。
古い記憶を引きずる人たちが論じる日経平均は既にアナクロニズムの象徴みたいなものということ。
確かに「比較的新しい企業の高株価銘柄」には成長企業が多い。
「24000円を超えるとか超えない」という議論に意味はなくなってきた印象。
30年は長かったが、ようやく「失われた30年」から脱却の第一歩。
令和の時代には昭和と平成の呪縛から放たれた思考が必要だ。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
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(兜町カタリスト櫻井)
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