前場終値比で横ばい
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【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値比で横ばい
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7日午後の日経平均株価は、前営業日比53円24銭安の2万1356円96銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、1.64ポイント安の1571.26で始まった。
米景気の後退懸念などが重しとなり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに安値圏での値動きが続いている。
外国為替市場では、1ドル=106円80銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、任天堂、コロプラ、国際帝石は値を下げている。ブリヂストンは軟調で、トヨタ、ホンダはさえない。キーエンス、東エレク、信越化、ファーストリテ、日本エンターは売られている。
半面、吉野家HD、ニトリHDは買われ、ソフトバンクG、リクルートHDは値を上げている。ヤマトHD、JR西、京成は堅調で、塩野義、アステラス薬は強含んでいる。
買い一巡後は速い段階で下げに転じている。ただし、下を売り込む流れにもならず、先週末の上昇部分を帳消しにした後は、75日線を支持線として意識する形状での、こう着が続いている。
そのため、物色はリバランス需給によるものや、個別で決算などの材料性のある銘柄にシフトしやすいだろう。
また、個人主体の短期的な資金は、ノーベル賞の発表を控え、関連が予想される銘柄への値幅取り狙いの動きが活発化しよう。