マザーズ指数は3日続伸、買い優勢の展開
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【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は3日続伸、買い優勢の展開
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東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比4.15ポイント高い876.71だった。
一時は886.39と取引時間中としては1月22日以来およそ4カ月ぶりの高値を付けた。
前日の米国株の大幅高など外部環境の好転を受けて、買い優勢の展開となっている
好業績銘柄が買われている。ただ、利益確定売りや戻り売りが指数を圧迫している。
マザーズ指数は4月以降、調整らしい調整がなく、ほぼ一本調子で値を上げている。急ピッチの上昇に対する警戒感も広がりそうで、上値では戻り待ちの売りなどが控えていると予想される。
また、ネット証券関係者からは「個人の投資スタンスも変化してきており、足元では売りが膨らんできている」との声も聞かれ、これも上値圧迫要因になる場面もありそうだ。
値上がり銘柄数は178、値下がり銘柄数は133となった。
個別では、レントラックスがストップ高。アイ・ピー・エス、BASEは一時ストップ高と値を飛ばした。Aiming、バリューデザイン、カイオム・バイオサイエンス、中村超硬、フロンティア・マネジメントなど11銘柄は年初来高値を更新。ミクリード、NexTone、NATTY SWANKY、CYBERDYNE、SREホールディングスが買われた。
一方、日本リビング保証、ベガコーポレーション、フィット、ユーザベース、ミクシィが売られた。