売り買い拮抗、個人投資家の買い
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【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、個人投資家の買い
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東証グロース市場は、朝方は戻り売りが先行したが、バイオ関連株や子育て関連株などに買いが広がり底堅く推移した。米長期金利の低下も追い風となった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続伸した。東証マザーズ指数の終値は前日比5.02ポイント(0.68%)高い744.65だった。18日までの金融政策決定会合で日銀が金融緩和を修正するとの観測で売られていたグロース銘柄に、個人投資家の買いが入った。18日の米国株が下落したため、朝方は軟調に推移する場面もあった。
市場では「19日の東証プライム市場で大型株の多くが下落するなかでもグロース銘柄は堅調に推移した。個人の投資意欲の高さが確認できた」との声が聞かれた。
東証グロース市場では、航空機の発注を決めたスカイマークが上昇した。TKPも買われた。一方、エニーカラーが下落した。値上がり銘柄数252、値下がり銘柄数227と、売り買いが拮抗した。
個別では、ELEMENTS、SERIOホールディングス、Kids Smile Holdingsがストップ高。クリアル、FPパートナー、セルシード、ブティックスは昨年来高値を更新。サスメド、タメニー、イオレ、東京通信、ブライトパス・バイオが買われた。
一方、ベースフード、CaSyが昨年来安値を更新。メドレックス、サンワカンパニー、バンク・オブ・イノベーション、BTM、ビザスクが売られた。