続伸スタート、米株高と円安で
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株高と円安で
|
7日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比264円56銭高の3万9745円23銭。
米大統領選でトランプ前大統領が勝利を確実としたことを前日の米国株市場は好感し、NYダウが1500ドル超、率にして3.6%の急騰を演じた。これを受けて東京株式市場もリスク選好の流れが続いている。
ただ、日経平均は米株市場に先立って前日に1000円超の上昇をみせていたこともあり上値は重い。日本時間あす早朝にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控えていることで、この結果を見極めたいとの思惑がポジション調整の売りを誘い、伸び悩むケースも考えられるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、アドテストや東エレク、信越化が高い。トヨタやリクルートが上昇し、日立や任天堂が買われた。一方、ニトリHDが安い。中外薬やキッコマンが下落し、バンナムHDやキーエンスが売られた。