新型コロナウイルス感染者報告の急増を受け円高か
![]() |
【為替】新型コロナウイルス感染者報告の急増を受け円高か
|
13日、東京外国為替市場の米ドル円は一時109.605円まで下落し、軟調な展開となった。中国湖北省衛生健康委員会は新たに新型コロナウイルスの感染者1万4840人を確認したことを発表した。これまで中国での感染者は述べ5万9493人に達する。新たな感染者の報告が急増したことなどを受け、世界経済への影響などが懸念されることとなり、中国上海総合指数などが軟調に推移すると、リスク回避的な円買いから、米ドル円は売りが優勢となった。
現在、欧州時間に入り米ドル円は109.650円付近で本日の安値圏で推移。この後は1月米消費者物価指数(予想:前年比2.4% 前回:前年2.3%)や米新規失業保険申請件数(予想:21.0万件 前回:20.2万件)など米経済指標の発表が予定されている。テクニカル的には米ドル円は下方に控える20日移動平均線(109.525円)などがサポートとなるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]