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12円高とやや買い先行、自律反発
【市況】東京株式(寄り付き)=12円高とやや買い先行、自律反発
【寄り付き概況】

 
8日の日経平均株価は小幅に反発して始まった。始値は前日比12円73銭高の2万0529円29銭だった。前日までの4日間で日経平均が約1000円下落しており、株価指数先物に自律反発を狙った買いが先行した。前日発表した2019年4〜6月期決算が大幅増益となったソフトバンクグループ(SBG)が上昇して始まったことも指数の支えとなった。
 
米中協議の先行きに対する警戒感がくすぶるなか、世界景気減速に対する懸念が株式市場の重荷となっているほか、米長期金利の大幅低下や原油先物価格の急落なども買いを慎重にさせる背景となっている。
前日の米国株市場ではNYダウが小幅安で引けたが、朝方は600ドル近い下げをみせる場面もあり、波乱含みの地合いが続いており、東京市場も神経質な展開が続く可能性があるだろう。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種が高く、値上がり上位に金属製品、情報通信、ゴム製品など。値下がりで目立つのは鉱業、石油、その他金融など。
 
個別では、ソフトバンクGは値を上げ、SUMCO、アドバンテス、東エレク、任天堂、ヤマハ、住友ゴム、ブリヂストン上昇、資生堂は強含み、OLC、ZOZO、三菱商なども買われている
 
半面、国際帝石は値を下げ、JXTGは売られている。オリックスは軟調で、ソニー、トヨタはさえない。三井住友、三菱UFJ、みずほFGは弱含んでいる。
 
 
225先物は野村・メリル・みずほ・クレディが買い越し。
野村の手口は日経レバ関連との指摘。
GS・ドイツ・ソジェン・JP・シティ・アムロが売り越し。
TOPIX先物は野村・シティ・パリバ・モルスタ・メリルが買い越し。
GS・JP・バークレイズ・楽天が売り越し。
 
テクニカル的には、ユニカフェ(2597)、ローソン(2651)、東京一番(3067)、DDHD(3073)、Minori(3822)、アバント(3836)、アドソル(3837)、田谷(4679)、ワタベ(4696)、スカラ(4845)、フルテック(6546)、SUBARU(7270)、インタアクション(7725)、オリンパ(7733)、メニコン(7780)、松風(7979)、日ガス(8174)、名鉄(9048)、乾汽船(9308)が動兆。


 
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