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マザーズ指数は反発、投資家心理改善
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反発、投資家心理改善

東証マザーズ指数は反発した。前日比10.31ポイント高の865.34ポイントだった。
米長期金利上昇に伴って為替市場で1ドル=107円台半ばへと円安が進んだことにより、朝方のマザーズ市場は底堅いスタートになった。その後も、日経平均が後場に一段高となるなか、時価総額の大きいマザーズ市場の主力級銘柄も揃って値を上げた。
 
Vivitoとジョイントベンチャー設立を発表したリアルワールドやAI関連で人気化し3日連続スットプ高となったsMedioなど好材料銘柄を中心に物色されたほか、メルカリ、サンバイオ、UUUMなど指数寄与度の高い銘柄が買われ相場をけん引した。
 
ただ、米中協議について解決に向かうとの見方は少なく、来週にかけて開催される日米欧の金融政策決定会合の結果を見極めたいと思惑もあり、積極的に買い上がる動きは限られた。
市場関係者からは「連騰している東証1部に関心を奪われた面もあるが、迫力不足の展開だった。投資家層の裾野の広がりは感じられない」との声が上がっていた。
売買代金は概算で633.11億円。騰落数は、値上がり185銘柄、値下がり99銘柄、変わらず7銘柄となった。
 
個別では、リアルワールド、sMedioがストップ高となり、エディアは一時ストップ高となった。バンク・オブ・イノベーション、くふうカンパニーなど3銘柄は年初来高値を更新した。MTG、ログリー、フォーライフ、シェアリングテクノロジー、大泉製作所が買われた。
 
一方、Kudan、Welby、自律制御システム研究所、エル・ティー・エスが年初来安値を更新した。HEROZ、チームスピリット、プロレド・パートナーズ、ITbookホールディングス、マネジメントソリューションズが売られた。
 
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