日経ジャスダック平均は6日続伸、全般は底堅い展開
![]() |
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は6日続伸、全般は底堅い展開
|
日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。終値は前日比11円85銭高い3664円82銭と、連日で年初来高値を更新した。2018年10月24日以来、およそ1年1カ月ぶりの高値水準。
前日の米金融市場は感謝祭で休場となり、手掛かり材料に欠けた。また、米国で香港人権法が成立したことを受け、中国株などアジア市場が軟調に推移していることも様子見ムードを強める要因になったとみられる。こうしたなか、テーマ性のある銘柄や直近で好決算を発表した銘柄などに個人投資家の資金が流入し、全般は底堅い展開となっていた。
12月2日からの新規株式公開(IPO)再開を控えて材料待ちのなか、足元で調整が続いていた銘柄に加えて直近上場銘柄の一部に循環物色の買いが入った」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で566億円、売買高は6047万株だった。値上がり銘柄数は314、値下がり銘柄数は269となった。
個別では、アルテ サロン ホールディングス、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、グリムス、アズマハウス、香陵住販など20銘柄が年初来高値を更新。AKIBAホールディングス、共同ピーアール、博展、前田製作所、Mipoxが買われた。
一方、かわでん、日本銀行が年初来安値を更新。日本一ソフトウェア、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、芝浦電子、Nuts、シンクレイヤが売られた。