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「雇用統計通過で4日ぶりに小幅反落」
「雇用統計通過で4日ぶりに小幅反落」


「雇用統計通過で4日ぶりに小幅反落」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って4日ぶりに小幅反落。
雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比19万4000人増で着地。
9カ月ぶりの小幅な増加にとどまり、市場予想の50万人増を大きく下回った。
失業率は4.8%と、8月の5.2%から改善。
18カ月ぶりの低水準。
ただ市場は失望した格好で軟調。
FRBが年内に開始するという観測に変更はない。
週間はNYダウが1.2%、S&P500が0.8%、NASDAQが0.1%上昇。
シェブロンとエクソン・モービルが2%超上昇。
債券利回りは上昇。
10年債利回りは雇用統計発表後、一時1.558%まで低下。
その後切り返し1.617%と6月4日以来の高水準を付けた。
10年国債利回りは1.611%。
2年国債利回りは0.319%。
11日(月)の債券市場はコロンブスデーで休場。
ドル円は112円台前半。
WTI原油先物は前日比1.05ドル(1.3%)高の79.35ドル。
週間で約4%上昇。
2014年10月31日以来、約7年ぶりの高水準を付けた。
ビットコインは1.5%高の5万4569.9ドル。
一時5カ月ぶりの高値となる5万6168ドルまで上昇。
週間では約13%上昇。
SKEW指数は130.87→131.68→131.51→133.32→134.46。
恐怖と欲望指数は32→33。

週末のNYダウは8ドル(0.03%)安の34746ドルと4日ぶりに反落。
高値は34842ドル、安値34661ドル。。
NASDAQは74ポイント(0.51%)安の14579ポイントと4日ぶりに反落。
高値は14694ポイント、安値14699ポイント。
S&P500は8ポイント(0.19%)安の4391ポイントと4日ぶりに反落。
高値は4412ポイント、安値4386ポイント。
ダウ輸送株指数は130ポイント高の14640ポイントと反発。
SOX指数は0.86%安の3246ポイントと4日ぶりに反落。
VIX指数は18.77と低下。
合算売買高は92億株(前日101億株、過去20日平均110億株)。
225先物CME円建ては大証日中比45円安の28075円。
ドル建ては大証日中比20円安の28100円。
ドル円は112.22円。
10年国債利回りは1.611%。
2年国債利回りは0.319%。

週間ベースでNYダウは1.2%高。
NASDAQは0.1%高、。
S&P500は0.8%高。
それぞれ2週ぶりの反発。

「5日線は上回った」

週末の日経平均は寄り付き353円高。
一時600円近く上昇。
終値は370円高の28048円と続伸。
日足は2日連続で陽線。
週間では722円下落。
週足は2週連続で陰線。
SQ値28098円は終値で上回れず1敗。
TOPIXは1.15%高と10日ぶりに反発。
東証マザーズ指数は1.99%上昇と続伸。
日経ジャスダック平均は0.51%上昇と続伸。
東証1部の売買代金は3兆1985億円(前日2兆9443億円)。
値上がり1746銘柄(前日839銘柄)。
値下がり358銘柄(前日1249銘柄)。
新高値16銘柄(前日12銘柄)。
新安値24銘柄(前日15銘柄)。
騰落レシオは100.04(前日98.64)。
NTレシオは14.30倍(前日14.27倍)。
88日連続で14倍台。
サイコロは3勝9敗で25.00。
右肩下がりの25日線(29508円)からは▲4.95%(前日▲6.25%)。
7日連続で下回った。
右肩下がりの75日線は28539円。
6日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(28700円)からは▲2.27%(前日▲3.54%)。
5日連続で下回った。
右肩下りの5日線(27904円)から△0.52%。
9日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.062%(前日▲13.838%)。
買い方▲10.288% (前日▲11.123)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲9.061%(前日▲9.200%)。
買い方▲22.400% (前日▲23.375%)。
空売り比率は45.8%(10日連続で40%超:前日46.0%)。
空売り規制なしの比率は8.3%(前日8.4%)。
日経VIは22.44(前日23.09)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.74倍(前日13.53倍)。
8日連続13倍台。
前期基準では18.42倍。
EPSは2041円(前日2038円)。
225のPBRは1.27倍。
BPSは22085円(前日22142円)
日経平均の益回りは7.28%。
10年国債利回りは0.080%。
東証1部全銘柄だと予想PERは15.46倍。
前期基準では21.02倍。
PBRは1.30倍。
東証1部単純平均株価は29円高の2402円。
東証1部売買単価は2357円(前日は2212円)。
東証1部時価総額は727兆円(前日は718兆円)。
34日連続で700兆円台。
ドル建て日経平均は250.64(前日246.26)。
週末のシカゴ225先物は大証日中比45円安の28075円。
高値28325円、安値27985円。
大証先物夜間取引終値は日中比70円安の28050円。
気学では火曜は「安値にある時は急変する」。
水曜は「高日柄なれど前日来高きは吹き値売り方針」。
木曜は「飛びつき買い警戒の日。急伸高値は利入れ方針の事」。
金曜は「下落含みの日。戻り売り方針」。
ボリンジャーのマイナス1σが28545円。
マイナス2σが27561円。
一目均衡の雲の上限が28076円。
下限が27706円。
4日連続で雲の中。
13日に白くねじれる。
勝手雲の上限は30196円。
下限が29487円。
6日連続で勝手雲の下限を下回った。
勝手雲は13日に黒くねじれる。
RSIが26.73(前日19.88)。
RCIが6.04(前日4.40)。

《今日のポイント10月11日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って4日ぶりに小幅反落。
   10年国債利回りは1.611%。
   2年国債利回りは0.319%。
   ドル円は112円台前半。
   SKEW指数は130.87→131.68→131.51→133.32→134.46。
   恐怖と欲望指数は32→33。

(2)ダウ輸送株指数は130ポイント高の14640ポイントと反発。
   SOX指数は0.86%安の3246ポイントと4日ぶりに反落。
   VIX指数は18.77と低下。
   合算売買高は92億株(前日101億株、過去20日平均110億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比45円安の28075円。

(3)東証1部の売買代金は3兆1985億円(前日2兆9443億円)。
   新高値16銘柄(前日12銘柄)。
   新安値24銘柄(前日15銘柄)。
   騰落レシオは100.04(前日98.64)。
   NTレシオは14.30倍(前日14.27倍)。
   サイコロは3勝9敗で25.00。

(4)右肩下がりの25日線(29508円)からは▲4.95%(前日▲6.25%)。
   7日連続で下回った。
   右肩下がりの75日線は28539円。
   6日連続で下回った。
   右肩上がりの200日線(28700円)からは▲2.27%(前日▲3.54%)。
   5日連続で下回った。
   右肩下りの5日線(27904円)から△0.52%。
   9日ぶりに上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.062%(前日▲13.838%)。
   買い方▲10.288% (前日▲11.123)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲9.061%(前日▲9.200%)。
   買い方▲22.400% (前日▲23.375%)。

(6)空売り比率は45.8%(10日連続で40%超:前日46.0%)。
   空売り規制なしの比率は8.3%(前日8.4%)。
   日経VIは22.44(前日23.09)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.74倍(前日13.53倍)。
   EPSは2041円(前日2038円)。
   BPSは22085円(前日22142円)
   日経平均の益回りは7.28%。

(8)東証1部時価総額は727兆円(前日は718兆円)。
   ドル建て日経平均は250.64(前日246.26)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが28545円。
   マイナス2σが27561円。
   一目均衡の雲の上限が28076円。
   下限が27706円。
   4日連続で雲の中。
   13日に白くねじれる。
   勝手雲の上限は30196円。
   下限が29487円。
   6日連続で勝手雲の下限を下回った。
   勝手雲は13日に黒くねじれる。
   RSIが26.73(前日19.88)。
   RCIが6.04(前日4.40)。

今年の曜日別勝敗(10月8日まで)

月曜22勝15敗
火曜21勝17敗
水曜15勝25敗
木曜21勝15敗
金曜19勝20敗

週間ベースで日経平均株価は2.5%安、3週続落(累計8.0%下落)。
TOPIXは1.22%安、3週続落(同6.6%下落)。
東証マザーズ指数は2.3%安、4週続落(同6.1%下落)。
日経ジャスダック平均は1.2%安、2週続落(同3.3%下落)。
東証2部指数は0.4%安、3週続落(同2.4%下落)。
東証REIT指数は0.8%高、6週ぶり反発。

税金に対する課題が2つ。
ひとつは岸田首相の金融課税強化論の後退。
岸田首相は日曜のフジテレビ番組で金融所得課税を当面は強化しない考えを示した。
「当面は触るということは考えていない。そこばかり注目されてすぐやるんじゃないかという誤解が広がっている
金融所得課税を考える前にやることはいっぱいある。
従業員の給与を増やした企業への優遇税制や、看護や介護、保育に従事する人の収入の引き上げなどに優先して取り組む」。
首相は自民党総裁選で、金融所得課税の強化を掲げた。
「投資家心理を冷え込ませ、株価下落の一因になった」という指摘もある。
「すぐやるのではないかという誤解が広がっている。
しっかり解消しないと関係者に余計な不安を与えてしまう。
株価下落について「仮に私の考え方が影響しているならば誤解を解いていかなければいけない」と語った。
野党の代表は「結局、自分の意志を何も貫けない政権だということが、1週間もたたないうちに次々に示された」。
と批判しているが「過ちては改むるに憚ること勿れ」の方が優先だろう。

もう一つはOECD。
多国籍企業による租税逃れを防ぐ国際課税の新ルールについて、136か国・地域が最終合意したと発表。
世界共通の法人税の最低税率を15%とし米IT大手などを対象とする「デジタル課税」を導入する。
約100年前に国際課税原則が確立されて以来、最大の見直しで2023年の実施を目指す方向。
約40年間にわたる法人税率の引き下げ競争に終止符という格好だろうか。

岸田文雄首相の所信表明演説骨子。

めざす社会像・政治:新しい資本主義、成長と分配の好循環。信頼と共感を得られる政治が必要
コロナ対応:経口治療薬の年内実用化、3回目接種へ準備。非正規・子育て世帯に給付金
エネルギー:2050年からカーボンニュートラルの実現。温暖化対策を成長につなげるクリーンエネルギー戦略
成長戦略:科学技術分野の人材育成や研究開発投資。地方からの「デジタル田園都市国家構想」
分配戦略:労働分配率向上へ賃上げ企業の規制支援。看護師・介護士らの収入増へ検討委員会
外交・安保:国家安保戦略、防衛大綱、中期防を改定。核兵器のない世界目指す。



◇━━━ カタリスト━━━◇

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(兜町カタリスト櫻井)
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