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マザーズ指数は3日ぶり反発、買いが優勢
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日ぶり反発、買いが優勢

東証マザーズ指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比7.40ポイント(0.62%)高い1194.64だった。
反発でスタートした。寄り付き後は、東京都が新型コロナの感染拡大を受けて、警戒レベルを4に引き上げるとの報道が市場に伝わり、時価総額上位のBASEやメルカリなど巣籠り関連銘柄が強含みし、マザーズ指数は一時20.94ポイント上昇する場面があった。しかし、巣籠り関連の上記2銘柄が失速したことでマザーズ先物も値を消す展開となり、一時はマイナス圏に急落する荒い値動きとなった
景気敏感株への買いが一巡したことで、マザーズ銘柄に多い成長株は買いが優勢だった。
JTOWERがベトナム事業の拡大への期待感から上場来高値を更新した。また、ホープは政府の官民連携基盤に会員登録されたのを好感して買われた。
新型コロナウイルスワクチンの開発期待を背景に上昇ピッチを速めていた東証1部大型景気敏感株が総じて下落した。このため「値幅取りを狙った短期売買目的の買いが新興企業市場に還流した」形となり、値動きの活発な銘柄が集中的に物色された。
値上がり銘柄数は169、値下がり銘柄数は147となった。
 
個別では、カラダノート、ティアンドエスがストップ高。フィット、ケアネットは一時ストップ高と値を飛ばした。オークファン、うるる、アクリート、JTOWER、ドラフトなど10銘柄は年初来高値を更新。ライトアップ、松屋アールアンドディ、アクシス、JIG−SAW、コマースOneホールディングスが買われた。
 
一方、夢展望、フィーチャ、ロコガイド、サイバー・バズ、ジェイックなど6銘柄が年初来安値を更新。くふうカンパニー、MTG、エクストリーム、KIYOラーニング、ミクリードが売られた。
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