前場終値と比較して下げ幅をやや縮小
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値と比較して下げ幅をやや縮小
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後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比11円81銭安の2万0430円94銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.73ポイント高の1543.50で始まった。
外部環境の不透明感が払拭(ふっしょく)されない中で、模様眺め気分が強い。日経平均株価が弱含んでいる一方、東証株価指数(TOPIX)は小幅高で、方向感の定まらない展開となっている。
日経平均の上値が重いなかで、欧州関連とされる任天堂や米大手行の好決算を受けたメガバンクなどの金融セクターに対する見直しの流れが継続するかどうかは、個人投資家のセンチメントにも大きく影響してくることからも注目しておきたいところである。
外国為替市場では、1ドル=109円大台近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち
個別では、トヨタが安く、東エレク、アドバンテスは軟調。ファーストリテが下押し、ユニー・ファミマ、ZOZO、良品計画もさえない。武田が下落し、NTTは売られ、Gunosyが大幅安になっている。
半面、任天堂が高く、ソフトバンクGやソニー、オリンパス、三菱UFJ、みずほFG、資生堂は上伸している。
オプション市場では、権利行使価格1万8500円におけるプットオプションの建て玉が1万3000枚超と、1万2000枚程度である権利行使価格2万2000円のコールオプション建て玉を上回っていることを指摘する向きが増えている。
前日終値から計算した株価純資産倍率(PBR)1倍レベルは1万8928円となっていることから、日経平均がその水準を下回る展開を想定する投資家の姿勢が意識されている
ランチバスケットは11件、216.59億円、20億売り越し