下げ幅を縮小
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【市況】東京株式(後場寄り付き)=下げ幅を縮小
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26日後場寄り付きの日経平均株価は前引け時点から下げ幅を縮小している。
日経平均株価は、前営業日比746円52銭安の1万8800円11銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、32.91ポイント安の1391.71で始まった。
米上院が新型コロナウイルスに対処する2兆ドル(約220兆円)規模の大型経済対策を賛成多数で可決したと伝わったことも買いを誘っている。
外国為替市場では、1ドル=110円60銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
市場では「前場の東証株価指数(TOPIX)が前日比で大幅安となったことで、日銀が後場に株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れをすると見る向きは多い」との指摘があり、下値で買いも入っているようだ。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約153億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5796億円、売買高は9億9526万株だった。
個別では、ファーストリテが前場安値を下回り、丸紅、ソフトバンクGは大幅に値下がり。値がさ株のファストリも安い。トヨタの売り物が厚く、ソニー、キーエンスも下げ、任天堂は軟調。日本製鉄、住友不、OLCも下落している。
半面、NTT、NTTドコモが上げ幅を拡大している。コマツ、アンリツはしっかり。ユニチャーム、日電産などは逆行高となっている。