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続伸スタート、米株最高値で
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株最高値で
【寄り付き概況】

6日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比119円64銭高の3万0208円89銭。良好な経済指標などを背景に5日のNYダウ工業株30種平均が最高値を更新した流れを受けて、東京株式市場でも運用リスクをとる動きが先行している。
 
米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した3月の非製造業景況感指数が過去最高を更新した。
市場では「前週末の米雇用統計も良好な結果で、米景気の回復が改めて印象づけられた」との声がある。
長期金利の上昇が一服していることで、ハイテク株も買われやすい地合いとなっており、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も最高値を更新した。
 
ただ、前週末2日の米株式市場が休場だったのに対し、日経平均は5日に米雇用統計を材料に3万円の大台を回復していた。日経平均は目先の達成感も意識されやすく、上値は重い。前日に決算を発表した主要小売企業の一角で、利益確定売りなどが出ているのも重荷になっている。
朝高後はアジア株市場や米株価指数先物の動きに左右される展開も予想されるだろう。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下げに転じている。
 
東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=110円台の前半(5日は1ドル=110円63−64銭)、1ユーロ=130円台の前半(同129円92−96銭)で取引されている。
 
個別では、前日に決算を発表したしまむらやアダストリアは安い。スズキや三菱自、商船三井や川崎汽も売られている。半面、神戸鋼やエムスリー、花王など高い。
 
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