反落スタート、上値重い地合い続く
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、上値重い地合い続く
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13日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前週末比17円50銭安の3万8211円61銭。
前週末の欧州株市場は全面高様相となり、ドイツと英国の主要株価指数が足並みを揃えて史上最高値更新を継続。米国株市場でも前週末はNYダウが8日続伸で史上最高値まで300ドル弱に迫る勢いとなっている。
また、ナスダック総合株価指数はわずかにマイナス圏で着地したものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反発した。外国為替市場では円安基調が維持されており、外部環境は東京市場にとっても追い風が強い状況にあるが、ここ最近の日経平均は3万8000円台半ばから後半にかけて戻り売り圧力の強さが意識されており、きょうも上値の重い地合いを強いられる可能性があるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、10日に2024年3月期決算を発表した東エレクは前週末終値を挟み一進一退と方向感に乏しい。コムシスHDやクボタ、オークマが下落している。一方、資生堂やオリンパス、ホンダが上昇している。