兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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もみ合いか
【オープニングコメント】
もみ合いか

24日の日経平均株価は一進一退の展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万2400円−2万2700円。
23日の米株式相場がハイテク株をけん引役として堅調な動きとなり、東京株式市場でも半導体関連などが買われるだろう。
原油先物相場の上昇も支えだ。
ただ、為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ば(23日終値は107円09−11銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の半ば(同121円02−06銭)と円高に振れている。円高による業績への影響を警戒し、輸出関連銘柄を中心に、手じまい売りに押される場面もありそう。一方、消去法的に、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かうことも想定される。
市場では日経平均は前日の終値(2万2549円)を挟んで上下100円程度の動きにとどまるという声が出ていた。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比55円安の2万2505円だった。
 
国内では、きょうから新規株式公開(IPO)が再開する。コパ・コーポレーション(7689)、ロコガイド(4497)、フィーチャ(4052)がマザーズに上場する。IPOは重複上場を除くと4月6日以来約2カ月半ぶりとなる。
投資余力のある個人などの買いを集めそうで、3銘柄とも初値は公開価格を8割超上回るという予想が出ている。個人マネーの循環が活発になり、市場全体の活性化につながると期待する声がある。
 
寄り付き前には15〜16日開催分の日銀金融政策決定会合の主な意見が公表される。また、5月の企業向けサービス価格指数、4月の景気動向指数(確報値)など。海外では6月の独Ifo企業景況感指数の発表がある。タイ中銀の政策金利発表、ニュージーランド中銀の政策金利発表など。
 
 
【好材料銘柄】
 
■フライトホールディングス <3753>
マイナンバーカードの読み取りに対応した新次世代型マルチ決済装置「Incredist Premium 2」を今秋から販売開始。
 
■リプロセル <4978>
ヒトiPS細胞から作製した小腸(腸管上皮)細胞「StemRNA Entero」を販売開始。
 
■エル・ティー・エス <6560>
東証が7月8日付で東証1部に市場変更する。
 
■FDK <6955>
SMD対応小型全固体電池「SoLiCell」を年内に量産開始。
 
■ポート <7047>
第1四半期におけるキャリア領域の新規獲得会員数は前年同期比93%増、新規顧客契約数は同2.4倍。
 
■ハークスレイ <7561>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.19%にあたる30万株(金額で3億1950万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月24日から7月31日まで。
 
■セーラー万年筆 <7992>
資本業務提携先のオフィス用品大手、プラスを引受先とするCB発行で20億円を調達する。また、プラス、日本ノート、オキナと文具事業の国内営業業務を統合。プラスが新設したコーラスに業務委託する。
 
■コスモ・バイオ <3386>
20年12月期に投資有価証券売却益1.9億円を特別利益に計上する。
 
■ディー・ディー・エス <3782>
鈴鹿市教育委員会がChromebookのOSログイン認証のために「万能認証基盤 Themis」を導入。
 
■スリー・ディー・マトリックス <7777>
自己組織化ペプチドの新規用途「食道狭窄予防」に関する特許が中国で成立。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
24(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合の「主な意見」 (6/15〜16開催分)
《決算発表》
エイチ・アイエス、やまや、国際計測
 
【海外】
独6月Ifo景況感指数(17:00)
米4月FHFA住宅価格指数(22:00)
IMFによる世界経済見通し公表
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 
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