兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
反発、ソフトバンクGが指数押し上げる
東京株式(前引け)=反発、ソフトバンクGが指数押し上げる
12日午前の日経平均株価は反発した。前営業日比127円54銭高い2万3813円52銭で前場を終えた。
 
きょう前場の日経平均が反発に転じた。中国や香港などのアジア株市場が底堅い動きをみせたことも投資家の不安心理を和らげている。
 
半導体関連株で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の前日の上昇などを受け、国内の半導体関連株に買いが向かったことも支えとなった。
 
米ニューヨークの連邦地裁は11日、米携帯大手のTモバイルUSとSBG傘下のスプリントの合併を認める判断を下した。合併が実現すればスプリントはSBGの子会社から外れる見通し。財務改善などに対する期待から、12日午前の東京市場でSBG株は一時同14.2%高の5871円と、およそ6カ月半ぶりの高値を付けた。前引け時点では1銘柄で日経平均を約152円押し上げた。
 
半面、JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
TOPIXは取引開始から30分足らずでマイナスに沈み、日経平均も構成銘柄の7割弱が下落するなど、全体に軟調さが目に付いた。
 
欧州株もドイツの主要株価指数であるDAXが過去最高値を付けるなど堅調で、日本株は欧米株と対照的な動きになっている。2019年10〜12月期の決算発表では、米国に比べて日本企業の業績改善の鈍さがやや目立っている上、「新型肺炎の感染が広がる中国との地理的な近さが嫌われているのではないか」という。国内には積極的に買いを入れる材料も見当たらず、後場も軟調な展開が続きそうだ。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3168億円、売買高は7億2009万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は793と全体の4割弱にとどまった。値下がり銘柄数は1234、変わらずは130銘柄だった。
 
 

業種別株価指数(33業種)は、情報・通信業、証券・商品先物取引業などが上昇。ゴム製品、電気・ガス業、建設業、保険業などが下落した。
 
個別では、ソフトバンクグループの上昇が目立ち、売買代金も群を抜いている。また、東京エレクトロンやアドテストなどの半導体関連株への買いも目立った。村田製作所、キーエンス、TDK、京セラ、セコム、オリンパスなども堅調。大幸薬品、日精エー・エス・ビー機械、メディカル・データ・ビジョンはストップ高となった。ワールドホールディングスが値上がり率トップに買われた。
 
半面、任天堂、信越化学工業が冴えず、NTTデータ、ブリヂストンも安い。アイスタイル、イーレックスが急落、アシックスも値を下げた。足元で相対的に堅調さが目立っていた医薬品株には売りを出す動きもみられ、塩野義やアステラスが下落した。中外薬や大塚HDも下げた。
 
東証2部株価指数は前営業日比31.45ポイント安の7227.51ポイントと反落した。
出来高5002万株。値上がり銘柄数は224、値下がり銘柄数は179となった。
 
個別では、アサヒ衛陶、小島鉄工所、ムーンバットが昨年来安値を更新。KHC、櫻護謨、天昇電気工業、いい生活、ヴィスコ・テクノロジーズが売られた。
 
一方、キーウェアソリューションズがストップ高。ファーマフーズ、ニッキ、小池酸素工業、千代田化工建設、兼松エンジニアリングなど10銘柄は昨年来高値を更新。川本産業、理経、マナック、日和産業、サイバーステップが買われた。

 
a