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朝安後切り返し、配当落ち分を埋めプラス圏に浮上
東京株式(前引け)=朝安後切り返し、配当落ち分を埋めプラス圏に浮上

日経平均株価は前日比13円72銭高の2万3953円98銭と小幅続伸。東証株価指数(TOPIX)は12.80ポイント安の1809.64と小反落。
 
前日の米国株市場でNYダウが続落や3月期決算企業などの配当の権利落ち日にあたり日経平均を下押ししたが、外国為替市場で円安に振れたことを背景に下値は堅く、売り一巡後は下げ渋り、前引け間際には値がさ株の一角が買われて日経平均はプラス圏に浮上した。
 
市場関係者からは「日経平均の9月配当落ちが160円弱になることを勘案すると、比較的しっかりした相場だ」といった指摘が多く聞かれた。
 
東証1部の出来高は7億1213万株、売買代金は1兆3336億円。騰落銘柄数は値上がり723銘柄、値下がり1261銘柄、変わらず47銘柄。
 
業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、水産・農林業などが上昇。輸送用機器、その他金融業、電気・ガス業、銀行業などが下落。
 
個別では、ソフトバンクグループ、ソニーなどがしっかり、東海カーボンも高い。ファーストリテイリングが買われたほか、武田、資生堂も上昇した。日水、JXTGが反発し、東海カ、昭和電工は大幅高。田淵電機はストップ高、CSPも一時値幅制限いっぱいに買われた。ネオスも値を飛ばした。
 
半面、トヨタ自動車、日産自の自動車株や三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも軟調。東京エレクトロン、コマツ、キーエンスも安い。三菱商は下げがきつい。JAL、関西電が安く、任天堂も下落。わらべや日洋ホールディングス、中国塗料は急落した。
 
 
東証2部株価指数は前日比9.37ポイント高の7373.37ポイントと反発した。
出来高3205万株。値上がり銘柄数は217、値下がり銘柄数は213となった。
 
個別では、ソルコム、ベネフィット・ワン、プレミアムウォーターホールディングス、アヲハタ、ICDAホールディングスなど11銘柄が年初来高値を更新。カワセコンピュータサプライ、野崎印刷紙業、パシフィックネット、阪神内燃機工業、大興電子通信が買われた。
 
一方、南海辰村建設、フュートレック、はごろもフーズ、兼松エンジニアリング、戸上電機製作所など10銘柄が年初来安値を更新。フォーシーズホールディングス、オリエンタルチエン工業、関門海、Jトラスト、東京コスモス電機が売られた。

 
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