反落、米株安受け利益確定売り
東京株式(前引け)=反落、米株安受け利益確定売り

13日午前の日経平均株価は小反落し、前週末比89円00銭安の3万0292円84銭で終えた。
週明けの日経平均は想定以上に底堅い展開となっている。米国株や米国経済の見通しを引き下げる専門家が増え、前週末までの間にNYダウが5日続落するなど、足元の米株式市場は調整色を強めてきている。
前週末に2週間で2700円ほど上昇、およそ7カ月ぶりの高値を付けており短期的な過熱感も意識され、主力銘柄に利益確定売りが出た。
2022年3月期の世界生産計画を下方修正したトヨタが下げ、他の自動車や自動車部品関連にも売りが波及した。もっとも「トヨタは前月にも減産を発表しており、今回はサプライズの度合いが小さく、相場全体への影響は限られた」との見方があった。
半面、日経平均は3万0300円を下回る場面では断続的な買いが入り、下値の堅さが意識された。最近の上昇が急ピッチで進んだため、買い遅れた投資家による押し目買いが入り、下値は限られた。値がさの半導体関連の一角が高く、指数の底堅さにつながった。
JPX日経インデックス400は反落した。東証株価指数(TOPIX)も反落し、前週末比0.19%安だった。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4609億円、売買高は5億7319万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1102と、全体の約5割を占めた。値上がりは963、変わらずは122だった。

業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、パルプ・紙、不動産業などが下落。上昇は石油・石炭製品、鉱業、銀行業など。
個別では、追加の減産計画を発表したトヨタ、関連銘柄のデンソーやトヨタ紡織、アイシンなどが大幅に下落。22年7月期が2桁減益見通しとなったシルバーライフ、そのほか、日東電は4%下がった。ソフトバンクG、ソニーG、ファーストリテ、日本郵船、商船三井、NTT、KDDI、SBI、ホンダ、いすゞ、三菱自などがさえない。
一方、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の上昇も手伝い、東エレク、ルネサス、アドバンテス、SUMCOなどの半導体関連株が堅調で、原油価格の上昇を背景にコスモエネHDやINPEXなどが買われている。上半期大幅増益で今期2度目の通期上方修正を発表した三井ハイテクは急伸、業績予想を大幅に上方修正した石井表記、ファミリーマートが無人のコンビニエンスストア店舗を2024年度末までに約1000店出店するとの報道が刺激材料となったサインポストはそれぞれストップ高買い気配となっている。そのほか、ディーエヌエや三越伊勢丹、川崎汽船、キーエンス、信越化などが上昇した。が堅調。
東証2部株価指数は前週末比19.79ポイント高の7830.79ポイントと続伸した。
出来高は5828万株。値上がり銘柄数は206、値下がり銘柄数は187となった。
個別ではバリオセキュアがストップ高。扶桑電通は一時ストップ高と値を飛ばした。ダイショー、アヲハタ、神島化学工業、ダイトーケミックス、川上塗料など13銘柄は年初来高値を更新。ダイハツディーゼル、杉村倉庫、テクノアソシエ、サンコー、インタートレードはが買われた。
一方、ギグワークスが年初来安値を更新。岡本工作機械製作所、イムラ封筒、日本鋳造、レオクラン、クシムが売られた。

13日午前の日経平均株価は小反落し、前週末比89円00銭安の3万0292円84銭で終えた。
週明けの日経平均は想定以上に底堅い展開となっている。米国株や米国経済の見通しを引き下げる専門家が増え、前週末までの間にNYダウが5日続落するなど、足元の米株式市場は調整色を強めてきている。
前週末に2週間で2700円ほど上昇、およそ7カ月ぶりの高値を付けており短期的な過熱感も意識され、主力銘柄に利益確定売りが出た。
2022年3月期の世界生産計画を下方修正したトヨタが下げ、他の自動車や自動車部品関連にも売りが波及した。もっとも「トヨタは前月にも減産を発表しており、今回はサプライズの度合いが小さく、相場全体への影響は限られた」との見方があった。
半面、日経平均は3万0300円を下回る場面では断続的な買いが入り、下値の堅さが意識された。最近の上昇が急ピッチで進んだため、買い遅れた投資家による押し目買いが入り、下値は限られた。値がさの半導体関連の一角が高く、指数の底堅さにつながった。
JPX日経インデックス400は反落した。東証株価指数(TOPIX)も反落し、前週末比0.19%安だった。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4609億円、売買高は5億7319万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1102と、全体の約5割を占めた。値上がりは963、変わらずは122だった。

業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、パルプ・紙、不動産業などが下落。上昇は石油・石炭製品、鉱業、銀行業など。
個別では、追加の減産計画を発表したトヨタ、関連銘柄のデンソーやトヨタ紡織、アイシンなどが大幅に下落。22年7月期が2桁減益見通しとなったシルバーライフ、そのほか、日東電は4%下がった。ソフトバンクG、ソニーG、ファーストリテ、日本郵船、商船三井、NTT、KDDI、SBI、ホンダ、いすゞ、三菱自などがさえない。
一方、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の上昇も手伝い、東エレク、ルネサス、アドバンテス、SUMCOなどの半導体関連株が堅調で、原油価格の上昇を背景にコスモエネHDやINPEXなどが買われている。上半期大幅増益で今期2度目の通期上方修正を発表した三井ハイテクは急伸、業績予想を大幅に上方修正した石井表記、ファミリーマートが無人のコンビニエンスストア店舗を2024年度末までに約1000店出店するとの報道が刺激材料となったサインポストはそれぞれストップ高買い気配となっている。そのほか、ディーエヌエや三越伊勢丹、川崎汽船、キーエンス、信越化などが上昇した。が堅調。
東証2部株価指数は前週末比19.79ポイント高の7830.79ポイントと続伸した。
出来高は5828万株。値上がり銘柄数は206、値下がり銘柄数は187となった。
個別ではバリオセキュアがストップ高。扶桑電通は一時ストップ高と値を飛ばした。ダイショー、アヲハタ、神島化学工業、ダイトーケミックス、川上塗料など13銘柄は年初来高値を更新。ダイハツディーゼル、杉村倉庫、テクノアソシエ、サンコー、インタートレードはが買われた。
一方、ギグワークスが年初来安値を更新。岡本工作機械製作所、イムラ封筒、日本鋳造、レオクラン、クシムが売られた。