兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
もみ合い展開か

もみ合い展開か
Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
38356円06銭(△176円60銭=0.46%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
2730.95(△6.87=0.25%)
--------------------------------------------
【グロース250】
659.26(△8.66=1.33%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】21億1328万株(△1億3854万株)
【売買代金】5兆0680億円(△4586億円)
【値上がり銘柄数】746(前日:808)
【値下がり銘柄数】874(前日:807)
【新高値銘柄数】103(前日:129)
【新安値銘柄数】55(前日:64)
【25日騰落レシオ】105.10(前日:108.09)
--------------------------------------------
 
 
日経平均は反発。きのうまで4日連続で陰線を形成しており、きょうも前場の動きからは場中の弱さが警戒されたが、後場に入って持ち直し、5日ぶりに陽線を形成した。安値が3万8084円で、3万8000円を割り込まなかったことは安心材料。足元ではテクニカルの節目に上値を抑えられる状況が続いていたが、きょうは終値(3万8356円)で5日線(3万8208円、14日時点)を上回った。
 
米国では、本日14日に4月生産者物価指数(PPI)、あす15日に4月消費者物価指数(CPI)が発表される。米国株も最近は3指数の方向が一致しない日が多く、これらの指標結果を確認した後は、振れ幅が大きくなる可能性がある。より注目度が高いのは15日のCPIだが、先に出てくるPPIが市場予想を上回り、米国の長期金利が大きく上昇するようだと、CPIに対する警戒が高まる。逆にPPIが米長期金利の低下を促すようであれば、米国株が前のめりで楽観に傾く展開も想定される。
 
日本株を見る上ではドル円の動向も注目される。現状ではこれ以上の円安(ドル高)は介入に対する警戒を強めるという点で、日本株にはプラスにはならないと思われる。米国の長期金利が低下してドル安・円高が進み、自然な形で円安が修正される方が望ましい。
米国の物価指標がリスク選好ムードを高める材料になることを期待したい。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
 
40022.13  ボリンジャー:+1σ(13週)
39888.88  均衡表雲上限(日足)
39865.17  ボリンジャー:+2σ(25日)
39449.80  ボリンジャー:+1σ(26週)
39158.18  ボリンジャー:+1σ(25日)
39000.30  13週移動平均線
38910.41  均衡表転換線(週足)
38507.51  75日移動平均線
38488.04  均衡表基準線(日足)
38451.20  25日移動平均線
38410.67  均衡表転換線(日足)
38387.67  均衡表雲下限(日足)
 
38356.06  ★日経平均株価14日終値
 
38312.68  6日移動平均線
37978.48  ボリンジャー:-1σ(13週)
37744.22  ボリンジャー:-1σ(25日)
37037.23  ボリンジャー:-2σ(25日)
36956.65  ボリンジャー:-2σ(13週)
36853.24  26週移動平均線
36646.57  均衡表基準線(週足)
36330.25  ボリンジャー:-3σ(25日)
35934.82  ボリンジャー:-3σ(13週)
34894.91  200日移動平均線
 
高値と安値も前日の水準を上回り、ローソク足は陽線を描いたほか、終値は5日移動平均線の上方に復帰し、下値リスクはやや後退した格好。反面、5日線や株価上方を走る25日線は下降を続けて調整局面の延長を示唆。一目均衡表では雲下限越えまで上ヒゲを伸ばしたが、終値は雲下方にとどまって三役逆転下の弱気形状を崩せず、短期的な地合いは引き続き売り手優勢とみられる。
 
 
a