続伸スタート、米株高と円下落で
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【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株高と円下落で
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10日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比73円41銭高の2万3813円28銭。上げ幅は一時100円を超えた。
前日のNYダウが続伸し5営業日ぶりに最高値を更新した。イラン情勢を巡る警戒感が後退したほか、米中貿易協議への期待が強まったことを背景に全般相場は堅調で、ナスダック、S&P500を含む主要3指数がそろって最高値を更新した。これを受け、この日の日経平均株価が続伸して売買を開始した。
半導体関連など景気敏感株を中心に上昇が目立つ。外国為替市場で円が対ドルで下落しているのも支えになっている。
ただ、東京株式市場は3連休を控えているほか、今晩は米12月雇用統計の発表も予定されていることから、後場にかけては様子見姿勢が強まる可能性もある。
指数への寄与度が高いファストリの下落が相場全体の上値を抑えている。9日に2020年8月期の通期業績予想を下方修正したのを受けた売りが出ている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種が高く、値上がり上位に倉庫、紙パルプ、機械、電気機器、化学など。一方、値下がりで目立つのは水産、電力・ガス、鉄鋼など。
個別では、ファナックやソフトバンクグループ(SBG)、東エレク、アドテスト、ソニーが高い。ディスコ、スクリン、三菱UFJが買われ、トヨタ、コマツは堅調。安川電も高く始まった。
一方、半面、ファーストリテが安く、三光合成、前沢工は軟調。第一三共やテルモ、KDDI、東レが安い。
テクニカル的には、極洋(1301)、ホクリョウ(1384)、ナカノフドー(1827)、アルトナー(2163)、アイケイケイ(2198)、クロスキャット(2307)、コア(2359)、キャンドゥ(2698)、エレマテック(2715)、ニチレイ(2871)、東京一番(3067)、マツキヨ(3088)、ラクト(3139)、コスモス薬(3349)、フェリシモ(3396)、SUMCO(3436)、エコナック(3521)、コメダ(3543)、バロック(3548)、TIS(3626)、ブレインP(3655)、ネクソン(3659)、マークラインズ(3901)、PCI(3918)、セグエ(3968)、AOI(3975)、イビデン(4062)、PI(4290)、サイバネット(4312)、インフォコム(4348)、栄研化学(4549)、JCRファ(4552)、OLC(4661)、ZHD(4689)、フューチャー(4722)、エックスネット(4762)、フィルム(4901)、コタ(4923)、フジミイン(5384)、日フィルコン(5942)、ディスコ(6146)、日進工具(6157)、セラク(6199)、SMC(6273)、シンニッタン(6319)、日ピラー(6490)、アイモバイル(6535)、トレックス(6616)、正興電(6653)、京三(6742)、能美防(6744)、SMK(6798)、マイクロニクス(6871)、レーザーテック(6920)、ウシオ(6925)、近畿車両(7122)、かんぽ(7181)、Casa(7196)、TBK(7277)、良品計画(7453)、イオン北(7512)、マルシェ(7524)、アルゴグラフ(7595)、進和(7607)、エスケイ(7608)、PCDEPO(7618)、ニホンフラ(7820)、前田工繊(7821)、忠(8001)、デサント(8114)、東陽テク(8151)、SRS(8163)、MrMAX(8203)、スパークス(8739)、トーセイ(8923)、JAL(9201)、ワイヤレス(9419)、NTTデータ(9613)、ジャステック(9717)、丹青社(9743)、富士ソフト(9749)、イオンディ(9787)、王将(9936)、プレナス(9945)、ミスミ(9962)、アルテック(9972)、サンドラッグ(9989)が動兆。