兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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買い一巡後、上値の重い展開か
【オープニングコメント】
買い一巡後、上値の重い展開か
 
27日の日経平均株価は続伸しそうだ。
買い一巡後は利益確定売りが出て、上値が重くなる公算が大きい。
日経平均株価予想レンジは、2万1000円−2万1400円。
前日の欧米株式相場は軒並み上昇した。この流れを引き継ぎ、買いが先行するだろう。
きのう26日の日経平均株価は、緊急事態宣言の全面解除を受け、日経平均は前日に約2カ月半ぶりに2万1000円台を回復した。
時間外取引で米株価指数先物が上昇し、連休明け26日の米国株高を先取りする格好で大幅高となっていた反動から、利益確定売りとなりそうだ。
上値メドについて、市場では「前日終値を200円程度上回る2万1450円近辺」との声があった。テクニカル分析では日経平均の次の上値メドとして200日移動平均(2万1656円)が意識される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比5円安の2万1275円だった。
 
株価上昇による投資家心理の改善で、アンジェスを中心にマザーズ市場の売買代金が膨らみ活況となっている。引き続き、中小型株に物色の矛先が向かいそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の半ば(26日終値は107円82−83銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=118円台の前半(同117円89−93銭)とやや円安に振れている。
 
日程面では、2020年度第2次補正予算案の閣議決定。リクルート(6098)、日立金(5486)、三菱マ(5711)などが20年3月期決算を発表する。海外では4月の中国工業企業利益、米5年国債の入札など。
 
 
【好材料銘柄】 
 

■燦キャピタルマネージメント <2134>
ハセッパー技研、アイル(非上場)と事業提携契約を締結。ハセッパー技研が開発した殺菌水生成装置とその付帯設備を用いて、燦キャピタルがハセッパー技研の製品と同じ成分の除菌水をオリジナルブランド製品として製造。アイルは販売代理店としてIMSグループなどに販売する。
 
■No.1 <3562>
ネットワークセキュリティ機器などの開発を手掛けるアレクソンの株式をエフティグループから取得し子会社化する。取得価額は22.5億円。
 
■デザインワン・ジャパン <6048>
ナイトワーク出身の求職者に特化した人材紹介サービスを展開する昼job社の全株式を取得し子会社化する。
 
■酉島製作所 <6363>
前期経常は42%減益も上振れ着地・1-3月期(4Q)経常は100%増益、今期業績は非開示。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.22%にあたる60万株(金額で4億5000万円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は5月31日付で全て消却する。
 
■アディッシュ <7093>
小学校・中学校・高校に向けてICT教育やインターネットリテラシーのオンライン講演を提供開始。
 
■天馬 <7958>
前期経常は15%増益で上振れ着地、今期業績は非開示。
 
■テリロジー <3356>
多言語映像通訳サービス「みえる通訳」が横浜銀行の全店178店舗に導入。
 
■ブイキューブ <3681>
ライブ配信・ビデオ通話・音声通話ソフト開発キット「V-CUBE Video SDK」の月間利用時間が過去最高を突破。
 
■エルテス <3967>
提携先のホープ <6195> と組み、自治体と民間企業をつなぐ情報流通プラットフォーム「ジチタイワークス HA×SH(ハッシュ)」を提供開始。
 
■Mipox <5381>
今期経常は黒字浮上へ。
 
■DOWAホールディングス <5714>
前期経常は19%増益で着地・1-3月期(4Q)経常は16%増益、今期業績は非開示。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
27(水)
【国内】
《決算発表》
リクルートHD、三菱マ、ダイセル、大日印、KYB、ツガミ、ワタミ、三信電、VTHD、SRAHD、幸楽苑HD、大崎電、日樹工、スズデン、ヴィアHD、要興業、Mimaki、水道機、ポート
 
【海外】
ベージュブック
《米決算発表》
ヒューレットパッカード

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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