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3日続落してスタート、リスク回避の流れ継続か
【市況】東京株式(寄り付き)=3日続落してスタート、リスク回避の流れ継続か
【寄り付き概況】


6日の日経平均株価は、前日比152円83銭安の2万1766円50銭と3日続落してスタート。中国通信機器大手ファーウェイのCFO(最高財務責任者)が、米国の要請によりカナダで逮捕されたと報じられた。米中貿易問題への波及が警戒され、時間外取引で米株価指数先物が下落した動きを受け、売りが先行したようだ。
 
前日まで2日間で日経平均は650円あまり下落しており、目先値ごろ感が生じている。前日は米国株市場が休場のため手掛かり材料に事欠くが、欧州株市場は総じて軟調な値動きとなった。外国為替市場では1ドル=113円近辺の推移と円安水準にあり、これは支援材料となる。ただ、米中貿易摩擦問題などが引き続き意識されるなか、米景気先行きに対する不透明感もあって、積極的な買いも見込みにくい。目先は下値模索が続く展開。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、石油、輸送用機器を除き安い。値下がりで目立つのは金属製品、医薬品、鉄鋼など。
 
個別では、武田が値を下げている。東エレク、村田製がさえず、ソニーは小幅安。SUMCO、SMC、コマツ、長谷川香が売られている。ソフトバンクGが安い。三菱UFJは弱含み。半面、トヨタが堅調。東海カは強含み。大日住薬がしっかり。ホシザキが上伸。
 
225先物は、ソジェン・HSBC・GS・野村・パリバ・大和が買い越し。
クレディ・UBS・アムロ・みずほ・ドイツ・JPが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・UBS・バークレイズ・ソジェン・HSBC・JPが買い越し。
野村・GS・モルスタ・ナティクス・ドイツ・みずほ・アムロが売り越し。
 
テクニカル的にはスターティア(3393)、アサヒ(5857)、サックスバー(9990)が動兆。
 
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