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一段高、アジア株軒並み上昇を受け
【市況】東京株式(後場寄り付き)=一段高、アジア株軒並み上昇を受け
【後場寄り付き概況】

5日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比404円33銭高の2万3255円10銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、24.60ポイント高の1691.10で始まった。
足元では前週末比460円程度高い2万3300円台前半で推移している。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに一段高。アジアの主要株価指数が軒並み上昇する中で、資源関連など景気敏感業種を中心に幅広く値上がりしている。
海外投資家による株価指数先物への買いが断続的に入り、売り持ち高を解消する目的の個人投資家の買い戻しを誘った。
 
日本経済新聞電子版によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が上海で開幕した「中国国際輸入博覧会」の基調講演で、関税の一段の引き下げを表明する一方、米国との通商摩擦を念頭に「断固として保護主義に反対する」と指摘した。「中国当局が貿易を促進することで中国景気が下支えされるとの期待が高まった」との見方も出ていた。
 
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約471億円成立した。
 
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5786億円、売買高は9億1572万株だった。
 
個別では、キーエンス、ソニー、トヨタが堅調で、SUMCO、東エレク、アドバンテスが買われ、村田製は大幅続伸。国際帝石、JXTG、商船三井は反発している。任天堂は上伸、ソフトバンクG、JTが値を上げ、Z HDは急伸。三菱UFJ、第一生命HD、SOMPO、武田、ファーストリテが高い。
 
半面、アステラス薬、NTTドコモは軟調で、住友商が値を下げている。日立はさえない。コニカミノルタは大幅安。日本製鉄と宇部興が軟調。NECや富士通が下落し、花王や味の素が安い。
 
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